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児童虐待被害からの回復の戦いを制する 其の35

2021-03-22 06:53:12 | 日記
昔の精神医療について考えてみたい。僕は長い間AC概念の治療を受けるまで何もしてもらっていない。精神科病棟では看護師さんに余りにも僕が何も知らないので、君はマザコンだね、とみんなに言われていた。その頃は精神医療では虐待やDVは存在していなかった。もちろん共依存の概念もなく、友達が出来たと主治医に話すと、それは良いと言われたくらいだ。共依存に過ぎないのだが名医と言われた人でもそんなレベルの治療だった。

だから今の人達は恵まれている。ACもあるし、PTSDもある。EMDR治療もあるしサイコドラマ療法もある。ただそれらの知識を多くの他人が持ち合わせているかだ。先日虐待を受け苦しんでいる女性が参画センターの電話相談を利用したらしいが、相談員にいい歳をして親の悪口を言ってないで、早く働けと言われたそうだ。いのちの電話の相談員と言い、参画センターと言いろくな人材がいない。

地元でもアダルトチルドレンを扱う医療機関もあるが、一度他の医療機関を受診したが余りのレベルの低さに愕然とした。とにかく僕の街には人材がいない。そんな中でコロナ蔓延の社会で人と繋がるにはオンラインしかない。以前大学の先生にアメブロの文章を読んでもらったらしく1時間のインタビューをうけた。僕の成育歴では無く両親の成育歴を聞きたいという事だった。でもそれ以来ZOOMも利用していない。

昔の医療の世界だが、ほとんど薬に頼っていた。辛いと言えば薬の量が増えるだけ、本当に恐ろしい世界だった。もっと初期に保護されていたらと何度も思ったが、今は自分の人生を充実させることだけ考えている。児童相談所にももう中学生の頃から通っていたが、その頃は虐待では無く不登校を扱う場所だった。僕もお寺での托鉢の生活を勧められた。時代が悪かった。

僕は治療を受けるようになってから、5件くらい虐待の現場を見ている。でも携帯の無い時代で通報のしようがなかった。そういう時は警察に通報してくださいと言われたが、なかなか難しい。とにかく僕の体験を役立てたいと思っている。


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