自分にとっても、もしかしたらUHUにとってもすごく重要なイベントとなった、
この日のライブのトリを務めるのは、今やUHU選抜のブランニューエースに輝く
イカすバンド、アドバルーン!
前の週、11月13日のライブでも素晴らしい演奏を披露してくれた同バンド、
しかしその日のパフォーマンスはメンバーのみなさんにとって満足のいくものでは
なかったようで、リベンジに燃えているようだった。
(ちなみに13日のライブを私は見ていたけど、どこが悪いのかわからなかった)
はたして、この日のライブは…
なんか見ている人が何人も泣いているじゃないですか?
そう、とんでもなく感動的なライブだった。
アドバルーンは引き算のバンドだと思う。
各楽器の奏でる音は最小限で、過剰な装飾は削ぎ落されている。
メンバーは自分の演奏に没頭していてうつむき加減。
MCを主に担当するノダフルタさんは、とつとつとした口調で語る。
しかし、曲のあるポイントで各々がため込んでいた情念が爆発する。
バーチャットさんのギターは物悲しくかき鳴らされる。
ラテさんのドラミングと歌声のトーンが少しだけ上がる。
ねじまき象教授のMC-808から、警報音のようなノイズが発信される。
ノダフルタさんの顔が真っ赤になって、メガネが飛ぶ!
NEO義和団さんは幸せそうにベースを弾きながら、笑顔になる。
引き算が、掛け算になるんだ。
そこには、言葉を選ばないことが許されるなら、狂気がある。
普段のおとなしいみなさんが秘めている、屈託があふれ出るのかもしれない。
そしてそれがどうしようもなく哀しいんだ。
おかしいよ、心踊らすエイトビートのはずなのに、曲の題名が
「地獄のエイトビート」
なんだから。
予定されていた演目が終わり、私の口から
「すげー」
と言葉が漏れる。
当然のようにアンコールの拍手。
この日の大トリはプログレッシブ風味な大作指向の曲
「ロングサマタイム」
ノダフルタさんが8月の日付を数えて行く。
ああ、だんだん31日に近づいていく。
夏休みの終わりの寂しさがよみがえる。
そして断ち切るように、この日のライブは終わった。
何から何まで最高だった。
そして、長かった2010年11月21日のライブレポートも終わり。
小さなこだわりを捨てられたこと、
結構まとまった文章でアドバルーンの良さを表現すること、
またひとつ前に進んだことが、
書けてよかった。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
(この項終わり)
この日のライブのトリを務めるのは、今やUHU選抜のブランニューエースに輝く
イカすバンド、アドバルーン!
前の週、11月13日のライブでも素晴らしい演奏を披露してくれた同バンド、
しかしその日のパフォーマンスはメンバーのみなさんにとって満足のいくものでは
なかったようで、リベンジに燃えているようだった。
(ちなみに13日のライブを私は見ていたけど、どこが悪いのかわからなかった)
はたして、この日のライブは…
なんか見ている人が何人も泣いているじゃないですか?
そう、とんでもなく感動的なライブだった。
アドバルーンは引き算のバンドだと思う。
各楽器の奏でる音は最小限で、過剰な装飾は削ぎ落されている。
メンバーは自分の演奏に没頭していてうつむき加減。
MCを主に担当するノダフルタさんは、とつとつとした口調で語る。
しかし、曲のあるポイントで各々がため込んでいた情念が爆発する。
バーチャットさんのギターは物悲しくかき鳴らされる。
ラテさんのドラミングと歌声のトーンが少しだけ上がる。
ねじまき象教授のMC-808から、警報音のようなノイズが発信される。
ノダフルタさんの顔が真っ赤になって、メガネが飛ぶ!
NEO義和団さんは幸せそうにベースを弾きながら、笑顔になる。
引き算が、掛け算になるんだ。
そこには、言葉を選ばないことが許されるなら、狂気がある。
普段のおとなしいみなさんが秘めている、屈託があふれ出るのかもしれない。
そしてそれがどうしようもなく哀しいんだ。
おかしいよ、心踊らすエイトビートのはずなのに、曲の題名が
「地獄のエイトビート」
なんだから。
予定されていた演目が終わり、私の口から
「すげー」
と言葉が漏れる。
当然のようにアンコールの拍手。
この日の大トリはプログレッシブ風味な大作指向の曲
「ロングサマタイム」
ノダフルタさんが8月の日付を数えて行く。
ああ、だんだん31日に近づいていく。
夏休みの終わりの寂しさがよみがえる。
そして断ち切るように、この日のライブは終わった。
何から何まで最高だった。
そして、長かった2010年11月21日のライブレポートも終わり。
小さなこだわりを捨てられたこと、
結構まとまった文章でアドバルーンの良さを表現すること、
またひとつ前に進んだことが、
書けてよかった。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
(この項終わり)