ツダイーンBLOG

打ち込み音源をバックにいろいろと唄う、
静岡のテクノパフォーマー
JIMMYのBLOGですよ。

斉藤哲夫さんのステージは素晴らしかった。

2011-01-29 23:59:25 | ライブレポート
ツダイーンが前座をつとめさせていただいたこの日のライブは、フォークの素晴らしさが詰まったいいライブだった。

まあてジャンル違いのツダイーンは置いといてさ。

私たちに続いて登場した黒川くんと亞弓ちゃんのデュオ、TWIN VOCALはとにかく亞弓ちゃんの歌声が可愛い。
音楽活動をする男子の夢である「女の子に歌ってもらう」ことをしっかり実現させている黒川くんがうらやましいね。
そして若い彼らがしっかりとフォークソングを受け継いでいるんだ、すごいね。

そして黒川くんの師匠である齋藤洋士さんのステージ。
さすがりりぃさんのサポートを長年務めているだけあって、芯の入った熟練の音。
そしてなんといっても洋士さんはステージさばきがカッコいい。
渋い声、軽妙なトーク、全ての行為がキマっていて、面白い。

実際洋士さんがメインでもキャスト的に全然問題ないんだけど、この日はさらに斉藤哲夫さんが控えているんだから、豪華なライブだよなあ。

哲夫さんのライブは「カッコつけないのにカッコいい」
御歳60歳、カッターシャツの裾をスラックスにinした、どこにでもいるような年配の男性の風貌なのに、そこから紡ぎだされる世界はまさに伝説のフォークシンガーのもの。

70年代前半の仲間たちの思い出を時折語りながら、往年の名曲が歌われる。
音源でしか聞いたことのない曲が目の前、生で聴ける。
若気に任せて作った当時の世相を反映した曲も、さりげない日常を扱った曲も、音楽の喜びをたたえた曲も全部瑞々しい。
そりゃ若かりし頃の特徴的なつやのあるファルセットとは違うけど、歳を経て力みのない渋みと爽やかさが心に沁みてくる。

カッコよくやろうとしてどうにもならないことってたくさんあるけど、これが本当のカッコいいってことなんだ。

バッキングのさがみ湘さんのピアノも素晴らしかった。
手数が多いはずなのに出しゃばらないさりげなくて温かい調べ。
お互いの信頼関係の深さが伝わる。

まあツダイーンはテクノバンドなんだけど、作詞についてはフォーク的というか、プロテストソングっぽいメッセージがちょっと込められているのだ。
音楽のジャンルは違うけど、そういう心情は学んでいきたいと不遜にも思う私なのであった。

最後に一緒に写真を撮らせていただいた。
左からさがみさん、JIMMY、哲夫さん、(観客としていらしてた)おざわりおさん、TAGATAくん。
この日のライブがとても幸せな空間であったことがよくわかるでしょ?

1月27日、斉藤哲夫さんのオープニングアクトとしてツダイーンがライブをしました!

2011-01-29 00:04:40 | ライブレポート
ツダイーン、初めてプロミュージシャンの前座を務める!

いつもお世話になっているライブハウスUHUのオーナー、ボスことシンヤさんにありがたくもお話しをいただき、やらせていただきましたよ!

はっきり言ってテクノポップユニットであるツダイーンが
やっていいのだろうかという疑念を抱きつつも、またとない
機会ということで気合い入れて臨みましたよ!

1:宇宙時計in
2:氷の城
3:銀河を見よ
4:サブマリン
5:電子クレヨン

いつもよりちょっとおとなしめのセットを組んだつもりだったけど、やっぱり動きは激しかったような気がする…。

それからやっぱり緊張していて、ボーカルに力が入り過ぎというか、ちょっと突っ込んだ感じになったかも。

先日のすみやのライブでも思ったけど、いついかなる状況でも安定したパフォーマンスをすることがこれからのツダイーン、そして私JIMMYには求められるところだな。
しかしそのためにはこういう厳しい舞台の経験を積んでいくべきなんだろう。本当にUHUには感謝したい、そしてこの日共演の斉藤哲夫さん、さがみ湘さん、齋藤洋士さん、Twin Vocalの黒川くんと亞弓ちゃんには大感謝。

しかしツダイーンは明らかに浮いていたな、まあ哲夫さんを見に来たお客さんも楽しんでくれたみたいだからよかった。
それが第一目的だからね!

果たして、哲夫さんからはツダイーンを
「クラフトワークに鳥肌実のボーカル」と評してもらったし、
哲夫さんのサポートのピアニスト、さがみ湘さんからは
「YMOの曲をサンプラザ中野が歌うような…」
との評をいただいた。

これは喜んでいいかしら?