ブルーバックス「細胞を読む」(著/山科正平)
を読みました。
大変興味深く、たいへん価値のある本だと思いました。
高校では物理と化学しか勉強しなかったので
生物に関してはド素人な私でしたが、
細胞の顕微鏡写真、挿絵が四分の一もあり
細胞の形状、サイズ、機能がとてもイメージが
し易かったです。
それにしても、細胞って意外と何れもこれも
サイズ(直径)が大きいな~って思いました。
たとえば、こんな感じ。
・ミトコンドリア 約1μm
・血小板 約3μm
・リンパ球(白血球) 約7μm
・赤血球 約8μm
・肥満細胞 約10μm(花粉症の元凶)
・卵細胞 約200μm(人体で最も大きい細胞)
また、たとえば肺胞内には水的発生によって肺胞腔を
防ぐことがないように、界面活性剤を放出し防曇性を
付与する細胞があるなど、人体とは実にうまいこと
できとるな~っと感心しました。
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