ウィニングステージ

私の競馬日記です。

ウィニングステージ 思い出のレース⑫

2006-08-15 05:40:09 | Weblog
昭和51年 第37回 菊花賞

今夜はレースではなくて、本馬入場の実況です。
懐かしのサラブレットマーチにのって・・・

「京都競馬場名物の白鳥も拍手を送る本馬場入場です。
 赤い帽子はただひとつ、青の帽子もただひとつ。
 史上初の単枠二頭シードになりました第37回菊花賞です」

「 タニノムーテイエがきましたの声にスタンドが湧いてはや六年
 懐かしのムーティエ街道を鋭く伸びるかタニノレオ。
  洲本特別に勝って菊への最終便に間に合ったキングラナーク
 胸躍る本馬場行進です。
 (ホクトボーイなのですが、紹介を思い出せません。
  ダークホースとみられていたセントライト組が奇しくも2枠に固まりました。
 菊への道、セントライトの勝ち馬、ニッポーキング、姉イットーも日高から声援を
 送っているでしょう。白鳥浮かぶ京都の馬場に関西ゆかりの血が
 騒ぎます。
  どぎもを抜いたオータムハンデのように抽選馬の意地みせてくれんライバフット
 新潟・福島からも声援が飛ぶことでしょう。
  緑の絨毯を音もなく滑ってゴール前、菊に迫るかフェアスポート、鞍上は
 お任せ、誰もが怖がる名人です。
  今日もまた、テレビの画面を独占するかトウショウボーイ、天才に天才が乗り
 速さを感じさせない速さで菊への道をひた走ります。
  相手が天才なら、こちらは 根性に根性です。ダービーの再現とばかり
 妖しく光る黒い馬体クライムカイザー、加賀執念の鞭にどう応えますか。
  (⑨トウカンタケシバ)
東のプリンス柴田将人が西のフォードに乗って狙うはもちろん菊の大輪です。
  
  深まり行く秋に刻々と変化していくグリーングラス。

  オープンの常連、ハマノクラウドも菊絵巻に参加しています。
  落馬、骨折と春は悲しい定めに泣いたテンポイント、ラストチャンスに
  みせてくれあの脚を。
  タニノレオ、ハマノクラウドと並ぶ富山三羽烏の一角タニノルーラーです。
  (⑮サンダイモン⑯パッシングベチャ{⑰フジノタイカイ/dogeza/})
  どうした春のあの勢い、秋深まって偉大なる父から受け継いだ
  素質が色づくかコーヨーチカラ。
  雨よ降れ、降ってこそその名も高きバンブーホマレ。
  九州のみなさん、ミヤジマレンゴです。蝉時雨が降り、赤とんぼが舞う
  小倉競馬場で菊花賞での健闘を誓ったあの馬です。
  大外から巨体を揺すって一気にいくかセンターグッド。

  以上21頭でございます。」

  杉本清 名調子の中でも僕のお気に入りです。
  全部覚えていたつもりだったのに 歳だなぁ