ウィニングステージ思い出のレース22 三冠馬

この馬も前哨戦で敗れ　本番で勝ちました・・・
ナリタブライアンです。

平成6年　第55回　菊花賞　稍重　小雨　15頭

「外からナリタブライアン、ナリタブライアン。
　弟は大丈夫。弟は大丈夫だ。弟は大丈夫だ。
　10年ぶり、10年ぶりの三冠馬。2着はヤシマソブリン。
　ナリタブライアンだ、ナリタブライアン、三冠馬
　弟は大丈夫。史上5頭目の三冠馬誕生です」

　あまりにも　有名な　そして　なぜか　僕がどうしても
　好きになれなかった「シャドーロール野郎」
　ナリタブライアンの三冠馬の瞬間です。

　弟は大丈夫と言っているのは一週間前の天皇賞(秋)での
　ビワハヤヒデの故障にふれているもの。

　実は杉本氏、ビワハヤヒデが天皇賞(春)に勝った時は
　「兄貴も強い」と実況しているんですね。

　杉本氏にとって　ミスターシービー、シンボリルドルフについで
　実に三回目の三冠達成の実況でした。

　そして四回目はなかったのです。

ウィニングステージ 思い出のレース①

菊近し・・・
蘇る数々のレース

昭和49年　第35回　菊花賞　

「淡い　秋の陽射しを背に受けて、自分の影法師を
　追うような一周目のホームストレッチです。この
　影がいつ静から動に変わるのか・・・」

確か、杉本清は　こう言ったと思います。
怪物と呼ばれ、皐月賞を勝ったものの、ダービーではコーネルランサーの
三着に敗れた　キタノカチドキが　鮮やかに勝って　当時の4歳2冠
を手中にしたレースです。

実は、日本中が湧いた　タケホープ・ハイセイコーの一騎打ちの一年後だったのです。
僕は大学一年、当時文京区の茗荷谷の下宿の一室でこのレースを見ていました。
キタノカチドキの騎手は武邦彦・二着に入ったバンブトンオールの騎手は福永洋一
将来ジュニア達が再びターフであいまみえることになると知っていたでしょうか?

ウィニングステージ思い出のレース21 三冠馬 シンザン

メイショウサムソン敗れる!! ドリームパスポート悲願へ一歩前進!!
アドマイヤメインの巻き返しなるか?

今ここに　あの「鉈の切れ味」シンザン三冠馬達成の瞬間を・・・

昭和39年　第25回　菊花賞　晴　稍重　12頭

「スムーズなゲートイン。さあ　ゲートが開きました。
　アスカ、シンザンもいいスタートだ。
　しかし、ここはサンダイアル　逃げ馬の本領　ダッシュよく先頭を奪いました。
　続いてヤマドリ、カネケヤキです。

　さぁ　一周目のスタンド前　地響きのような歓声。
　シンザン頑張れ。ウメノチカラ負けるなの声が聞こえてきそうです。
　先頭はカネケヤキ。2週間前の京都杯でシンザンを破ったバリモスニセイは
　4番目。その後ろシンザン、アスカそしてウメノチカラがいて1コーナーへ向かいます。

　おぉっと　ここでカネケヤキがピッチをあげて後続との差を開きにかかります。
　野平祐二捨身の戦法か。カネケヤキが逃げに逃げます。
　
　カネケヤキ、リードを保ってバックストレッチ　まだ6-7馬身の差。場内に異様などよめき。

　さぁ　第3コーナーの坂、サンダイアルが迫ってくる。後続各馬も差を詰め始めます。
　坂のくだり　カネケヤキ、サンダイアルで第4コーナーへ。
　先頭　依然としてカネケヤキ、サンダイアルも食い下がる。内にヤマドリ、シンザンは
　その後。バリモスニセイ外へ出した。ウメノチカラ、伊藤竹男渾身の鞭。

　あと300㍍　代わった代わった　サンダイアル先頭。きたきたきた
　
　シンザンだ。シンザンの赤い帽子が抜け出した。栗田が押す。
　シンザン伸びる。シンザン、シンザンです。
　セントライト以来　26年ぶり　三冠馬の誕生です」

　親父の残した古いノートの位置取り表と親父のコメントからレースを
　再現してみました。
　
　そうか　東京オリンピックの年だったんですねぇ。僕は小学校4年生。
　まだ、東洋の魔女やアベベやチャフラフスカの興奮の余韻に
　浸っていた頃だったのでしょう。


　

ウィニングステージ 本日結果

正直ベースの報告です。少しずつ良くなってきました。

【中山】
　1レース　馬連8→15・10・7・三連複8・15軸→1・10・7
　　　　★ハズレ
2レース　馬連13→3・7・11・12・三連複3・13軸→7・11・12
　　　　☆的中・・・馬連3-13＝420円
3レース　馬連・三連複1→6・9・2・馬単1⇔6
　　　　☆的中・・・馬連1-6＝230円・馬単1⇒6＝330円
4レース　馬連・三連複ボックス1・6・7・12
　　　　☆的中・・・馬連1-6＝3210円
　5レース　馬連・三連複ボックス2・6・9・13
　　　　☆的中・・・馬連2-6＝1270円
　6レース　馬連ボックス4・9・10・15・ワイド11-4・9・10・15・16
　　　　☆的中・・・馬連4-9＝2010円
　7レース　馬連・三連複ボックス1・2・13・14
　　　　★ハズレ
8レース　馬連ボックス17→1・5・6・15・16・ワイド16-1・5・7・8・15・17
　　　　★ハズレ
9レース　馬連6-1・2・5・7・10・ワイド7-1・2・5・8・10
　　　　☆的中・・・馬連6-10＝700円
10レース　馬連・三連複　7-1・3・6・9
　　　　★ハズレ
11レース　産経賞オールカマーGⅡ
　　　　馬連4-14・5・3・1・10・8・11三連複4・5軸-14・3・1・10・8・11
　　　　☆的中・・・馬連4-5＝1160円・三連複4-5-10＝4740円
12レース　三連単マルチ5・10⇔7・15・14・3・1
　　　　☆的中・・・三連単5⇒14⇒10＝9680円
【札幌】
10レース　馬連・三連複 3軸-4・8・9・14
　　　　☆的中・・・馬連3-4＝330円・三連複3-4-14＝930円
11レース　馬単2⇒5・3・6・8・9・三連複2軸-3・5・6・8
　　　　☆的中・・・馬単2⇒6＝930円・三連複2-3-6＝1130円
12レース　馬連2-5・6・8・11・12・ワイド11-2・1・6・3・5・10
　　　　★ハズレ
【中京】
10レース　馬連・三連複ボックス1・9・11・12
　　　　☆的中・・・馬連11-12＝2100円・三連複9-11-12＝1390円
11レース　神戸新聞杯GⅡ
　　　　馬連・三連複2軸-3・5・13・16
　　　　☆的中・・・馬連2-13＝580円
12レース　単勝・複勝-9・15　馬連・ワイド9-15
　　　　馬連7-6・8・9・11・13・15
　　　　★ハズレ

今日は自分でもビックリするぐらい好調でした。
しかし　まだまだ煩悩があるため、スタイルを
維持する努力が必要です。

ウィニングステージ本日結果

実は今日も一日中山にいたのですが、
予想スタイル変更検討中で、アップを控えました。
一応正直に結果載せておきます。

中山
　1レース・・・馬連9-13　ハズレ
2レース・・・馬連9-10・5・7・1・15と10-5・7・1・15　
　　　　　　【的中】5-9＝410円
3レース・・・馬連12-15・11・4・1・15　ハズレ
　4レース・・・馬連・三連複ボックス　7・8・10・12
　　 　　　 【的中】8-10＝1350円・7-8-10＝2800円
　5レース・・・馬連・三連複ボックス　4・5・7・8　ハズレ
6レース・・・　　　〃　　　　　 1・2・4・15 ハズレ
　7レース・・・　　　〃　　　　　 1・12・14・17
　　　　　　 【的中】1-17＝500円・1-14-17＝490円
8レース・・・馬連・三連複ボックス　1・4・6・11　ハズレ
9レース・・・　　　〃　　　　　 3・4・6・8
　　　　　　 【的中】3-6＝990円・3-4-6＝3550円
10レース・・・馬連・三連複ボックス 2・8・12・5　ハズレ
11レース・・・　　　〃　　　　　 3・5・7・6
　　　　　　 【的中】3-7＝1250円
12レース・・・馬連6-9・2・11・14・7・3　　　　ハズレ
札幌
10レース・・・馬連・三連複ボックス　2・4・6・8　 ハズレ
11レース・・・馬連6-1・2・15・8・7・11
　　　　　 　【的中】1-6＝4180円
12レース・・・馬連2・6-1・5・4・8・7　ハズレ
中京
10レース・・・馬連1・10-7・2・13・11・6・5
　　　　　 【的中】10-11＝2840円
11レース・・・馬連8・13-16・2・13・6・9・10
　　 　　　　【的中】8-16＝780円
12レース・・・馬連・三連複ボックス　2・13・14・7　ハズレ

少しマシになりましたかねぇ。

ウィニングステージ思い出のレース シンボリルドルフ

二年連続三冠馬誕生・・・

昭和59年　第45回　菊花賞　曇　稍重　18頭

「赤い帽子は　ただひとつ。
　シンボリルドルフが第3コーナーの坂を上ります。
　初めての京都の難所　第3コーナーの坂です。
　どう上り、そして　どう下るか」

「赤い大輪が薄曇りの京都競馬場に大きく華開きました。
　三冠馬　そして8戦8勝。
　わが国競馬史上、不滅の大記録の達成です。」

　前年のミスターシービーに続くシンボリルドルフの三冠達成。
　杉本清も二年連続の三冠達成実況となりました。

ウィニングステージ 思い出のレース ライスシャワー

三冠阻んだ小さな勇者

平成4年　第53回　菊花賞　11月8日　晴　良　18頭

「8番ミホノブルボンの三冠なるか。誰がブルボンの首に鈴をつけに行くのか。
　注目はミホノブルボンのスタートです。

　さあ　ゲートが開きました。第53回菊花賞です。
　ああブルボンいいスタートを切った。ああ　しかし　しかし
　キョウエイホーガン、松永幹夫　宣言通り　出鞭をくれて
　ブルボンの鼻を叩きにいきました。
　キョウエイホーガン先頭。ブルボンは二番手。メイショウセントロが通いて
　マチカネタンホイザ、岡部幸雄今日は早めの好位置キープ。
　その後にグラールストーン、ライスシャワー。

　第一コーナーから第二コーナーへ　キョウエイホーガン逃げます。
　ミホノブルボン、今日は二番手追走だ。

　前に馬を見てレースをするのは新馬戦以来　二度目であります。
　この馬の負けず嫌いにいつ火がつくのか?
　小島貞博苦心の騎乗です。

　バックストレッチにかかって　ああ　これは縦長の展開になりました。
　先頭から　キョウエイホーガン　そして　ミホノブルボン　メイショウセントロ頑張って
　そしてマチカネタンホイザ、ライスシャワーがここにいます。
　
　第3コーナーの坂を　キョウエイホーガンが先頭でくだっていきます。

　ああ　ミホノブルボン行った。たまらん　という感じでミホノブルボン
　先頭に出ます。三冠への夢のせてブルボン先頭で直線に向かいます。

　ブルボン先頭。ブルボン先頭。
　外からライスシャワーあがってくる。内からマチカネタンホイザ。
　
　ライスシャワーがやってくる。ライスシャワーだ。
　ああ　ライスシャワーが先頭に立った。
　ミホノブルボン三冠ならず。
　ライスシャワーです。ライスシャワーです。
　
　あーっという悲鳴が聞こえるゴール前。
　昨年のレオダーバンと同じように
　ダービー2着馬が菊花賞を制しました。」

　438㌔、出走馬中、三番目に軽い小柄な馬。
　じりじりと調子をあげ　ダービーでゴール前
　マヤノペトリュースをきっちり差し切って2着に入った鞍上的場均の
　マーク作戦が華開いた瞬間でした。

　メイショウサムソンをマークするのはどの馬、どの騎手でしょう・・・
　[当初投稿日時2005-10-22]


　

ウィニングステージ思い出のレース④

長丁場はダンスインザダーク・・・
菊花賞での鉄則のひとつですが・・・
さて　今年は・・・

平成8年　菊花賞　

「やった、やった、やった
　武豊　ガッツポーズ
　うわぁー　凄い脚　凄い脚
　ダービーの無念を一気に晴らしたゴール前
　凄い脚」

　覚えていますか?
ロイヤルタッチとフサイチコンコルドを
　ゴール前　あっと言う間もなく差し切ったあの「鬼脚」を
　
　ダンスインザダーク　菊花賞史上初の4コーナーシンガリ
　からの差しきり勝ちでした。

　この頃　私は自分の会社が合併するのではと感じながら
　地方出張を繰り返していました。

ウィニングステージ 思い出のレース⑧

この文の主役はミホノブルボンですが・・・

平成4年　第40回　京都新聞杯

「菊近し　淀の坂越え　一人旅」
「外からライスシャワーがやってくる。
　しかし　影は踏めない、ミホノブルボンの影は踏めない」
「三冠へ向かって視界良し。ミホノブルボン快勝です。」

　杉本清が一句捻れるほど　ミホノブルボンはマイペースで
　逃げました。強い強い逃げ馬でした。

　確か　朝日杯三歳Sを勝った後　休養に入り、皐月賞直前の
　トライアルを逃げ切り、あっという間に二冠を手にして
　秋に臨んだのです。

　京都新聞杯は当時は菊花賞トライアルだったのですね。
　さて、本番は・・・

　僕は　この時点で小さいけれど執拗にブルボンをマーク
　した黒い馬体に注目していました。

　数年後、京都競馬場でその馬との悲しい別れが来るとは夢にも
　思わずに・・・

ウィニングステージ 9連敗・・・

　やっちゃいました・・・

一日やって　一鞍も取れず。

しかも　自信のあるレースに絞り込んだのに

しかし　また　顔をあげ　今週末も中山にいくぞっ