台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

ブログ46 登校拒否・こきこもりの一見

2012-10-23 19:39:47 | 台湾
私は、37年間教師していて、一番困ったのは、非行ではなく、登校拒否・・・・ゆくゆくは、ひきこもり。
なぜ登校拒否がおこるのか?
原因様々。その原因がわからないと、対処法がない。だから、原因わかるまで、家庭訪問する。その家の臭いを嗅ぎに行く。そうする内に、彼の、又は彼女の痛み・苦しみが見えてくる。見えれば、OK。原因が何であるか?わかれば、対処は?
簡単な時と難しい時がある。私一人の努力では、ダメなとき、彼(彼女)の友達の力を借りる。その友達がいい人なら、大体大丈夫。時々、頼んでも・・・。渋る生徒難しい。
難しいと、その生徒を一番心配する生徒は、・・・・。そのクラスのリーダー
生徒に頼む。
ところが、人間というのは、教師から見ていい子。子供から見て、いい子とは、限らない。
そういう時は、その生徒に一番好きな生徒の名前を挙げて貰う。揚げられるようなら、その生徒ほぼ立ち直る。揚げられない・・・。誰が一番いいのか?
わからないとき、難しくなる。わかるまで、自分がその生徒の友達になろうと、努力するが・・・。やはり、生徒にとって、先生は、大人であり、自分の一番嫌いな学校・・・の人。
 いままで、最高四年関わったことがある。四年目にして、初めて彼が電話くれた時
(もちろん中学校卒業している。)「何、何のよう?」『せんせい、俺働きたいだけど・・・』
「なんで、働きたいの?」『お前、働けられるところ有るの?』「お前、コンビニで、無理・
花屋は、無理?大工は、無理・無理。
じゃ、何ができるの」
「しゃねえ、俺の家で雇ってあげる。一日5000円。俺が7時30分に迎えに行くから、
それまで・・・・。」『先生本当に一万円くれる!』「ただし、二日来てから・・・」
翌日、私は、彼の家へ・・・。もちろん、起きていません。起きているようなら・・。とっくに立ち直っている。
『伊達に何年も、登校拒否していない。 』「だって、お前、もうとうに登校する学校卒業しているよ。」
 その日は、彼は3時まで働いたら、『先生もう俺ダメ』・・・・・・・。
しょうがない。お前太陽に当たるの久しぶり。なれていないから、俺が送るよ。
家に着くと、彼が私に手を出す。「なに?」『お金』「だって、お前、まだ、二日来ていないじゃん」『そんな・・・・』「明日は、・・・・。無理。」「OK」もちろん、私は、一万円わたしました。これが彼の自立の始まり・・・。
 長いながい、闘い。彼とだけではない。彼の担任とも。
担任よって、私の生徒なんで、治郎先生が家庭訪問するの?。
これには、困った。教師のつまらない縄張り争い。
その人が担任の間、極力行かないように・・・・。なぜなら、かれ(彼女)の面子つぶさないようにしなければ・・・。
それほど、「あなた彼のこと心配している?」時々疑りたくなるような先生もいたことは、確か。誰とは言えない。口が裂けても・・・・
 個人情報。同僚の悪口からは、。教師集団の団結ありません。
教師の団結って、何?
団結と生徒どっちが大切。もちろん、○○。    
再見

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