台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

878 どんなにんげんにもいいところがある  4

2013-12-15 06:29:54 | 台湾
  私の作戦は、甘かった。彼が私の真意を理解出来ないのです。

どうして、どうして、わたしは、彼のいじめられた歴史を調べていなかった。かれは、普通学級で一年と何ヶ月か我慢して過ごして、現在特別支援に。

だから、彼には、耐性が出来て居るのです。自分の耐性は、他の人にもあると彼は、想っているようでした。

もう、時間がない。Aちゃんのストレスがピークに。時々、授業中、大声を出したり、暴れまくるになりました。

 Aさんの我慢の限界をこえてしまった。それからは、いつも赤ちゃん返りしたA。

もちろん、保護者にも見て貰い、専門の医者にも、診て貰いました。

医者の判断は、これ以上「ストレスのある環境にいることは、命の危険があります。」

 たしかに、Aは、自分を攻撃していました。自分の髪の毛や皮膚は、血だらけに・・・・。

結局。私が再び担任になり、Aだけの担任に。けど。もう一年前担任したAでは、ありません。

人格が壊れてしまったように、学校にいること自身がストレスに。だから、わたしは、年中彼女と散歩したりしていましたが。

1度壊れた人格は、ななかなか元に戻りません。私の前でも暴れるようになりました。

 保護者と相談し、相談し、転校することに。

わたしは、プロとして恥ずかしい。どうして、この子を守れなかったのか?

わたしは、転校後も時々Aさんの家を家庭訪問し、Aが少しずつ少しずつ、いつもの優しさ・明るさを取り戻していくのがわかりました。

結果的に元に戻ったのは、卒業後です。

 私が何を言いたいかわかりますか。人間は、必ず良いところがある。だからといって、我慢しすぎて、自分の人格が壊れるほど、無理してはいけない。

度壊れた人格を立て直すには、病んだ時間の倍掛かることを覚悟してください。 最後に、いまもAは、嫌忌に高校生活を送っていることだけ報告しておきます。

                               再見。
 

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