一昨日「柱立ての儀式」について書いたのですが、ある方から「柱が立っている映像はないのですか?」というメッセージが届きました。そう言われてみれば、その通りです。それが見られなかったんですよ。理由は、タイから日本側に来るネットの伝送ケーブルが細いので、写真の一部しか見られなかったからです。ところが今日になって、肝心の写真を、2枚だけですが偶然見ることができました。これを見て、私自身も納得です。
これですよ、これ!「柱立ての儀式」です。
掘った穴に柱を立てていますよね。ただし、ホンモノの柱ではなく、まだコンクリートのない鉄筋だけの「仮柱」です。しかもよく見ると、柱には大きな葉っぱが付いています。バナナの葉っぱではないでしょうか。この写真を見ないと、確かに「柱立ての儀式」を見たことにはなりませんね。これを見れば、葉っぱをこんなふうに鉄筋に結び付けて儀式を行うんだということが分かります。(ちょっと小さくてすみません)
これは、柱を立てている最中の写真のようです。全部で一体何本建てたんでしょうかね。どうせ儀式なんですから、終わったらまた元に戻すはずなんですけど。まさか、コンクリートのない鉄筋だけの柱で家を建てるってことはないと思いますよ(汗)。
それにしても、この写真をよく見ると、穴の中に人がいますよね。帽子が見えてますから。家の基礎はこんなに深い穴を掘って作るとは、想像していませんでした。
ところで唐突ではありますが、今日の日本側の晩御飯をご覧いただきましょう。
実は、12月から週末はいつも判で押したように鍋です。土曜日の夕方に作ると、日曜の夜まで3~4回食べられます。今日は、はじめてエバラの「ラーメンスープ鍋の素」を使ってみました。とんこつ醤油味です。いつもは大体味噌味が多いのですが。
なぜ週末は鍋にするかというと、鍋は野菜をたくさん食べられるという栄養面と、一度作ると最低2日はもつという点と、トータルで経済的だという理由です。
ちなみに先ほど作ったこの鍋は、豚肉(300g)、厚揚げ(大判1個)、キャベツ(2分の1個)、ニンジン(3分の2本)、長ネギ(2本)、エリンギ(1パック)、もやし(1袋)が入っています。いつもネギを多めに入れるのが私流の鍋のつくり方です。今回は緑の野菜を買い忘れました。ニラが欲しいところですね。味噌味のときは、肉ではなく鮭と鱈の切り身を使うことが多いです。2日目になってから、うどんか中華めんを入れます。初日(つまり今日)は鍋と酒だけです。(この写真は、先ほど既に一食分いただいたあとの状態です。)
独り身の週末は寂しいものですね・・・・・もうすぐ終わりますけど。
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柱を図面上で確認してみてください。すると方位(家相)から吉方にあたる柱を一番柱と言います。この一番柱が完成時にお坊様が執り行うタンブンバーン時に一番柱近くに新たな仏陀を用意して祭壇を作ります。その仏陀に白い糸サーシンにする糸を結び家の外周を廻します。これは、あとでコメントしますね。この一番柱祭が日本の棟上げにあたる上棟祭になります。上棟祭の時に、屋根裏の真柱に木札を付けて祀りますよね。その儀式と同じです。さて、一番柱には供物を結び付けます。タンブンで一般的にお供えする種類ですが、下に置くのと結ぶのと二ヶ所です。また、柱を建てるために100~120センチ掘り鉄筋を90センチ角に組んだ物をベースとしてコンクリートで固めその土台に鉄筋柱を組んでいきます。鉄筋柱を木枠で囲みコンクリを流します。水平垂直をケガキしますが、このコンクリート柱四面にケガキさせて写真を撮って確認した方が良いですよ。床の水平も大事ですが、柱の垂直は強度設計で屋根瓦の重みに影響します。柱は、一生物ですからね。我が家は、この生コンクリート強度をテストピースとして採取して大学で強度測定試験を行い結果をギャランティさせてます。試験は、無償でさせました。業者が日本人の信用が欲しかったと思います。次回の営業に優位ですからね…さて、ミキサー車で運んだ生コンの場合は、水分が蒸発して均一なコンクリートになりません。輸送中の継ぎ足し水が問題視され、流す前に確認するとは思えません。乾きが区々なので強度が出ませんよね。また、現場で生コンを作る場合も大量に作れないのでやはり均一かどうかを試験した方が安心です。これからさらに楽しい時が来ます。頑張ってくださいね…
私達は、iphoneで写真を現場から家内に送らせました。問題があれば、現場監督が家内か自分たちで写真を送り、日本で私が判断し電話メールで資料を送って指示しました。その甲斐あってかなり思い通りになりました。携帯回線は、DTACのプロモーションで安くて早いですよ~では…
残念ながら今度現場に行くのは3月はじめになりそうです。そのころには柱はとっくに組みあがっており、屋根の据え付けに取り掛かっているはずだと社長さんが言っています。
柱は、現場で鉄筋にコンクリートを流し込んで作る方法もあると思いますが、ほとんどは工場で作ったものをトラックに積んで持ちこむことが多いようです。わが家の場合、どちらかはわかりません。確認はしておこうと思います。