昨日は、わが家の基礎づくりの様子を画像でご紹介しましたが、わが家を作っている会社が建築している2階建ての家をご紹介しましょう。これも会社のHPに載っているものです。
基礎づくりです。2階建てにしては、柱の鉄筋が細いようにも見えますが・・・。
ここまでは、平屋のつくり方とほとんど変わりがないようです。
ただし、わが家と違って、この家は床をあまり高くしていませんね。
また日本の建築とは違って、2階建てでも「通し柱」というものがないようです。
途中の画像もあったのですが、一気にここまできました。
瓦を敷く前に壁を作っていますね。
2階部分の壁つくりです。よく見ると、壁にも鉄筋を使っています。
煉瓦を重ねているだけでは、やはり強度がもたないのでしょう。
2階の壁と屋根がほぼできました。
中央の柱は設計上この位置に必要なのでしょうか。
それはともかく、随分と天井の高い立派な家です。
外観は家らしくなりました。もうすぐ外壁にコンクリを塗っていくのだと思います。このあと完成までには、まだまだ時間がかかるんではないでしょうか。
人様の家なので、広さとかまったくわかりませんが、見た感じでは、ごくごく標準的な家のようです。と言っても、200平米以上ありそうです。
タイの家は、出来あがってしまえば、結構よくできたデザインや間取りの家もあります。ただ、「木で造る家」に馴染んでいる日本人にとっては、コンクリートを塗り固めて造るタイの家は、その工程を見る限りでは、どうしても「土木事業」のようなイメージが強くて、「大工さんが造るもの」という感覚からは遠いようにも思えます。
バンコクにある一部のメーカーの「ユニット工法」を別にすれば、タイの家の造り方はほとんど画一的で、日本のようなバリエーションは少ないですね。日本の大手ハウスメーカーがタイに進出していくようですが、そうした刺激を受けて、これからタイの建築は多様なものに変わっていくのでしょうか・・・。
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これからのタイの家はコンクリート造りが一般的になると思います。
コストを考えると日本のような木の家は難しいでしょう。
それにタイの厳しい自然では日本の家はシロアリやスコールや焦れるような日差しに負けそうです。
そう考えるとお金持ちはチーク材をふんだんに使った家に住めるけど貧乏人は良くてコンクリ、あるいは古い家の再利用の高床式住宅あたりで落ち着くと思います。
マンションでも、外国のモノは配管や配線の交換に配慮した100年住宅だそうですが、日本の場合は、定期的に壁を壊したりして、わざとメンテナンス料が嵩む作りだとか。
それ考えると、タイでチョコチョコ騙される以上に、日本人は国家単位で騙されてるのかも、なんて考えちゃいます。
木のフローリング(タイルよりだいぶ高価)の家は、北タイでは結構多いように思います。本格的な木造建築は、やはり高くつきすぎるんでしょうね。私のような庶民はコンクリ、煉瓦、タイルで十分ですね。
タイの家の寿命を聞いたことがないですが、どうなんでしょうか?いま住んでいるバンコクの平屋は築35年くらいと聞きましたが、元々歪んで建っていることをのぞけば、まだまだ使えそうです。
ところでこの写真をみて思い出したのですが、うさぎさんは断熱材ってどうされましたか?
うちの家内の実家は天井に断熱材がないので、暑さ寒さがダイレクトにこたえるのですよ。
屋根の断熱材は、建築をお願いした会社では標準仕様になっています。見積もりを見ると「サービス」項目に入っていました。
ただ、屋根の断熱なので、寒さ対策というよりは、太陽の熱を遮断するためかなと思っていますが・・・・。