楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

ほんとにチェンマイに住むの?

2011-06-11 02:52:02 | タイの家づくり

  

最近、父が日本から来るたびに、母を連れてチェンマイへ行きます。去年の暮れから、もう4回です。何しに行くのかというと、チェンマイに家を建てようとしているみたいです。僕たちはまだチェンマイに一度も行ったことがないのに。

家の中はもう図面だらけ。毎晩のように日本からメールで送ってきては、「どう、これいいだろ。」「マド、モット、オオキイホウガ、イイヨ」「えっ?ちょっと、ちゃんと見なさいよ。大きくしたんだよ。まだ図面がわからないのか!」・・・スカイプでいつも2人は大きな声で話し合っていました。というより、やりあっているという感じ。喧嘩じゃないけど喧嘩腰。もう少し普通に話せないのかなあ、2人とも。

この前、やっと父の図面が完成したみたいです。「これで最後」とか、「決定版」とか、「最高だろう」とか、同じようなセリフを何度聞かされたことでしょう。でも、この1週間、新しい図面が来なくなったところをみると、本当に「最後」みたいです。

寝室は4つ。僕たち3人の子どもにも一部屋ずつあるみたいです。一番上の姉は、「わたしはここ!」って、もう決めちゃったみたいです。二番目の姉も、「じゃあ、わたしはこっち」って。一番大きな部屋が子ども部屋じゃないのはわかってるけど、僕はやっぱり母の傍で寝ることにしようと考えています。

僕はチェンマイに行ったことがないので、どんなところか想像できません。

名前だけはわかるけど、僕が本当に知ってるのは、11年前に生まれ育った東京と、3年間住んだことのある千葉と、今いるバンコクと、そして祖父母の暮らすカンペンペットです。

なぜか母と父はチェンマイのことをものすごく気に入ったみたいです。母は、一度も行ったことがなかったのに、「チェンマイに住みたい」「チェンマイに住む!」と、父に1年前から言い続けていました。

僕が想像するには、母は田舎が好きなんです。生まれ育ったカンペンペットは田んぼだらけの田舎です。田舎は食べ物がおいしくて、空気もおいしくて、車は少なくて、時間はゆっくりだし、いいことがいっぱいあると思っているようなのです。

でもカンペンペットは田舎すぎるのと、親戚がいっぱいいるから嫌だというのです。僕にしてみれば、親戚がいっぱいいることは、とっても楽しいのに。

それは父は親戚の相手をするのが苦手だからかもしれないと思います。父はカンペンペットが嫌だとは口に出して言いません。でも、そう顔に書いてあることを、母はちゃんと見ているに違いないのです。

 2人が初めてチェンマイに行ったのは、去年の12月です。年末に行ったのに、正月にもう1回行って、土地を買ったみたいです。

僕も一緒に見に行きたかったのに、カンペンペットの祖母と一緒にバンコクでお留守番させられたのです。2人の姉は家のことなど全然興味ないみたいでした。それなのに、家の図面を見るなり、自分の部屋だけ勝手に決めてしまうなんて、ずるいと思いませんか。

 

チェンマイ市街から6キロほど南のサラピー郡にある宅地。立っている人のこちら側が僕たちの土地です。ちょうど600平米あります。

 

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