楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

チェンマイでの建築交渉

2011-08-11 17:51:29 | タイの家づくり

今週は月曜日から3日間、妻と一緒にチェンマイに行き、家の建築の細部の詰めを行ってきました。

チェンマイ訪問は昨年の年末から始まり、今回で5回目となりますが、とってもハッピーな出来事がありました。宝くじに当たるほどの幸運ではないのですが、「ラッキー!」と声に出したくなるような気持になりました。ラッキーという犬の名前を呼んだわけではありません。

今回宿泊したホテルは、チェンマイ市街のやや南のノンホイにある有名ホテルでした。最近までシェラトンという名前だったホテルです。予約したのは普通の部屋で、日本円で1泊4000円くらい(朝食バイキング2人分込)だったのですが、チェックインのときに幸運がやってきました。

フロントの係員いわく、「大変申し訳ありませんが、ご予約いただいた部屋が満室でございます。今週は政府関係の会議がフルに入っているのです。」

え?何だって?満室?ということは、予約したのに泊まれないの?と思いきや・・・・

「そこで、あなた様には代わりにスイートルームをご用意いたしました。」

「あっ、そうですか」という感じで、聞き流したのですが、スイーツを付けてくれたみたいだな、と思いながら、12階に上がりました。部屋に到達すると、こんな感じでした。

 

げへー、こんな部屋に泊まったことは、生まれてこの方、一度もありません。スイートルームと言えば、15年位前、社長と一緒にフランスに出張したとき、今はなき(おっと、存命ですけど)社長の泊まったスイートルームを見て「すげえなあ。こんな部屋に泊まるんだったら、経費節減なんて口が裂けても言うなよな!」と思ったことがあるくらいです。その10万円どころではないカンヌのホテルのスイートほどではありませんが、4000円でこの部屋は、やっぱりラッキーです。タイ政府様様ですな、こりゃ。

部屋からの眺めもなかなかのものでした。

この写真ではわかりませんが、向こうの山にはかの有名なドイステープが見えましたし、眼下に流れるのはピン川です。このところ北部の洪水で色はごらんのとおりです。というより、いつも大体こんな色のことが多いのではないでしょうか??

 

さて肝心の建築打ち合わせもホテルの部屋で行いました。いつもは建築会社の人が車でホテルに迎えに来てくれるのですが、今回はそのまんま、この部屋へどうぞとなったわけです。

左側の男性が担当のJさん、真ん中の怪しげな人物は私、ではなくて、いつも同席してくれるアシスタントマネージャー??です。

打ち合わせの内容は、とくにここに書くような面白みのあることはなく、床のタイルの色目とか、ビルトインエアコンの仕様だとか、クローゼットを家具の専門会社にこの人を通じて頼むかどうかとか、玄関の前の広いスペースにタイルを敷くかどうか、敷くならばどのくらいのグレードにするかとか、こまごまとした詰めを行いました。

家の建築は9月の吉日に始めることも決まりました。

建築価格が正式にはまだ決まってないんですけど、こんなことで大丈夫かどうか??

とにかく、そんなことよりも、立派な部屋に泊めてもらってありがとうと、このホテルと、このホテルを会議に使ってくれた(バンコクの)政府関係者に言いたいですね。

政府関係者はスタンダードルームに、一般庶民はスイートルームに。ひょっとしてインラク女史は、そんな粋な政策を始めたのかもしれません。なわけないか。

 

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