pokoのつれづれdiary

ブログタイトルを変えました。
これからも、ナムギルの応援は続けます。
それがなにか?

善徳女王50話

2010-10-15 01:00:46 | 善徳女王
 ピダムの出生についての質問で終わった前回。

 
 ミシルは、ミセンの問いに対し正直に答えます。
 1
…ミシル「ピダムは、このミシルとチンジ王との間に生まれたヒョンジョンです」

…ハジョン「でぇ~」 だいたいこんな感じ。

 どっひゃ~んって感じの夫セジョン、弟ミセン。



 トンマンもピダムに同じ質問をしています。
 
 でも、ピダムは…
…「何の関係もありません」

 でも、さすがに嘘だと見抜くトンマン。
…トンマン「お前が言うなら事実だろう…」
 
 口では言ってても、嘘をつくピダムに不安を感じるトンマン。


 ミシルサイドの作戦会議。
 でも、ミシルは上の空。
 ピダムのことで悩んでいるのか、内戦になるのを気に病んでいるのか…


 トンマンサイドも。
 
 やはり、ピダムはいない。ソヒョン公の養子になったウォルヤはいるのにね…

 内戦を起こすしかないと、ソヒョン公=ユシン・パパ
 でも、それを避けたいのも確か…
 同じ国の人間同士が血を流しあうことに、トンマンは抵抗を見せる。 

 ウォルヤが百済との国境付近の兵力を動かして、大耶城を攻めるのはどうか…と提案。
 
 百済にスキを見せれば、すぐにでも攻めてくるだろう…とトンマン。
 国境付近の兵士は絶対に動かせない…と言う。


 ミシルも同じ考え。勝つために国境付近の兵士を動かせば、内戦に勝てたとしても百済との戦争の引き金になるかも…それは避けたい。


 
 悩むトンマンのもとへピダムが現れる。
 
…ピダム「お悩みなのですか?」

 内戦になった時の国が受ける傷について、トンマン話し始めます。

 そこへ、チュクパンとコドが登場
 
 中国の故事にならって、大耶城を水攻めにするはどうか…と提案します。

 でもピダムの指摘で、今は乾期で水量が少ないことに気づき、あえなく退散…という時に、ピダムが何かを思いつきます

 
 で、作戦会議に直行
 
 この時期に水攻め?といぶかるアルチョンに、その逆だ…とピダム。

 大耶城に流れ込む川の流れをせき止め、小さな支流には大量の毒をまけば…

 大耶城の人々は物資が断たれても一年以上持ちこたえるだけの兵糧があるとすっかり安心していたけれど、
水がなければ何にもならない。


 そうなれば(飲み水がなくなり)、大耶城は地獄と化す…
 
 悪魔さん

 こんなことを本当にするのですか…と、ユシンはピダムの策に反対。周りの雰囲気が一気に凍りついた感じに…

 この策を利用して新たな策をトンマンが考案 ピダムが言ったことをする…と偽情報を流し、混乱させるという方法です。
 一気になごむ会議。 
 


 でも、この作戦もトンマンが目標とする着地点への布石にしか過ぎなかったよう。

 ミシルを窮地に追い込み、会談に持ち込むつもりのトンマン。
 その会議へと誘う使いにピダムが選ばれます。 
 
  トンマンの手にミシルへの手紙が。

 なぜ、わたしのなのです? とピダム。
 この間のことを疑われている…嘘をついたのは事実なんだけど…事にピダムは気付いたもよう。
 

 
 
 ピダムの白旗突撃
 ミシルに会って、会談を要請。
 
 勝算があるつもりのミシルは拒否。
 その時、ソルォンからもたらされた情報に驚くミシル。
 
 例のわざと流す情報⇒水をせき止め、毒を流す…ですね。
 
 追い込まれたミシルは会談を承諾します。


 トンマンはミシルが色んな人材を取り込んで重用したように、ミシルをとりこむつもりで会談を画策。これがトンマンの考える着地点。
 でも他の人々に理解されず、先行き不透明。


 会談の日。
 ミシルが遠くから輿に乗ってやってくるのを見つめるピダム。その時の音楽の曲調がピダムの気持ちを代弁しているかのような感じ。
 

 トンマンは、ミシルサイドの人間を全て人材として受け入れることを提案、その中でも璽主ミシルが最も欲しい人材だと伝えます。
 
 トンマンの人材になるということは、つまりミシルが新羅の主=国王になる可能性はなくなるということ。
 国王になることは諦めてくれと言うトンマンに対し…
 
…ミシル「井泉郡、道薩城、韓多沙郡、早含城…これらが何なのか分かりますか?」

…トンマン「神国の国境なのでは?」

…ミシル「いや、違う。このミシルの血を注いだ場所だ。このミシルが愛する戦友と郎徒たちと兵士たち…
亡きがらも引き取れずに埋めた場所だ。
それが新羅だ。
チヌン大帝とこのミシルが作り上げた神国の国境だ。
お前に何がわかる?」
 
 トンマン完敗です。ミシルの今まで生きてきた重みに比べれば、トンマンはあまりに軽く、ただの青二才でした

 交渉は決裂。
 ミシルの熱いセリフに泣かされた後、ここから更に泣かされます。 

 決裂を知ったピダムが「しばし、ミシルに会って参ります。お許しを…」

 走って、ミシルの輿に追いつくピダム。 
 二人きりになり、トンマンの提案を受け入れるよう言います。でも、聞かないミシル。
 
 例の命令書をミシルに見せます。

…ピダム「トンマン公主の手にあったものを、わたしが隠しました」 

…ミシル「なぜだ。公表すれば、このミシルを簡単に始末できたのに…」

…ピダム「強がらないでください」

…ミシル「長期戦になれば、そちらが不利になる。なのにどうして隠した?」

 
…ピダム「とても残酷なことだから………
     …オモニ…」

 涙ぐむミシル。
 
…ピダム「あなたにとっては、人生の全てが否定されたことになる……公主の提案に応じてください。そうしないと、これを公表します」
 

 交換条件を突き付けたのに、無言のミシル。ミシルの手がピダムの頬に触れて…

 そのまま去っていくミシル。しかも…振り返りそうにみせて、振り返らない。
       


  枯れるほど泣きました。

 
 内戦を覚悟して、作戦を実行に移すトンマンサイド。

 大耶城に流れる支流をせき止め、残った水脈に毒を流すという噂を流す例の作戦です。

 
 噂が恐怖を呼び、混乱する大耶城内。
 おまけに地方の城主の中には、トンマンサイドに付く者も現れ、ますます不安を煽ります。
 そして脱走兵が増加、収拾がつかない状態に。


 井戸のそばで水が飲めないともめている郎徒たち。
 そこにソップム郎がやってきます。
 
 その場を収めるため、井戸の水を飲むソップム。
 
 お…男らしい。 

 ソップムの体を張った行動にも関わらず、脱走兵は後をたたない。
 
 この中でサンタク(ソップムの配下の郎徒、意地の悪い役回りだけど、意外にいい人)の選択に感動。
 
 この人


 
 早含城の城主が国境を離れ、ミシルに加担するため進軍を始めます。
 それを喜び勇んで報告するハジョン。
 
 でも、嬉しそうなそぶりは見せないミシルとソルォン。
 百済との国境が脅かされるのを恐れているのです。

 ミシルは、国境の様子を探るようソルォンに命じます。
 それがそんなに大事なことなのか…ハジョンはいぶかりますが、ソルォンはミシルの意図をくみます。


 トンマンサイドも、早含城の軍がミシルのために移動を始めたことを聞きます。
 周囲はどうやって対抗するか…ということ心配しますが、トンマンも国境が崩れるのを恐れ、百済の動きを探らせます。
 
 

 ここから、どちらがどれだけ新羅のことを大切に思っているか合戦になります。
 内戦での勝敗より、国の命運を気にかける方が王としての資質を備えていることになりますよね。
 特にミシルにとって、国境は心血を注いで得たもの。
 そのことがミシルの首を絞めることになります。
 


 ミシルとトンマンが心配した通り、百済は国境付近を狙うため軍を動かし、戦争の機会を狙っているようだと報告がミシルのところに入ります。
 
 内戦に勝っても、百済に国境を攻められ、例え一部であったとしても国土が失われることの方が耐え難かったのか。
…もう止めます…とミシル。
 

 早含城主に進軍を止め、守備に戻り、百済の攻撃に備えるように命令を出します、そしてその命令が最後のものである…とも付け加えます。
 
 この人もミシルに大きな恩を受けていたようで、ミシルを助けることができなくて悔しそうでした。

 
 
 ミシルは大耶城の城主の座に座ります。
 
 美しくて気高いミシル様…
  
 ソルォンに死ぬ決意であることを伝えます。
…「ご一緒します…」とソルォン

 でもミシルはそれを許さず、最後の命令を下します。
…ミシル「わたしに従った者を助け、導くのです」
   
…ソルォン「なぜ、こんな時にまで人を気遣い、労わるのです?」 

…ミシル「色々な段階を踏んで計画通りに進めているだけです」  

 そして命令書を袖から出し、渡します。
 
…ミシル「ソルォン殿には申し訳ありません」
 涙ぐむミシル。
 涙なくして見られません。ミシル様
 
 
 早含城の軍が国境に引き返したと聞いて、胸騒ぎを覚えたピダム。
 
 城門前まで走っていき、様子を見ます。でもいつも通り、ほっとして?その場を立ち去ろうとした時、
 
 大耶城に白旗が一斉に立ちます。

 
 白旗が立ったことを聞きつけ、城門前に集まるトンマンサイド。
  
 その時城門が開き、白い服でソルォンが現れ、全て武装解除し無条件で降伏することを伝えます。
 



 その頃、
 ピダムはミシルのいる城主の間に駆けつけます。
 
 そして、ミシルの足元に毒が入っていたと思われる多数の瓶を発見。


 ミシルが息を引き取るまでの会話が、この後のピダムの行動に強く影響を及ぼします。
…ピダム「…それでは、母上とお呼びしましょうか?」
  
 でも、ミシルは鼻先で笑います。
…ピダム「捨てて悪かったと謝る気は? 心の底では愛していたとか…」

…ミシル「このミシルの中に、そのような感情はない。母上と呼ぶ必要もない。謝るつもりもない。

 愛だと? 愛を何だと思っている? 愛とは容赦なく奪い取るもの。それが愛だ。

 トンマンを愛するなら、そうしなさい。
 

 恋心、大義、新羅…何一つ分け合うことはできない、ユシンともチュンチュとも。誰ともだ…分かったな」

 
 自分の恋は自分で叶えるというピダムに対し、
人を得ることを目的として行動することは非常に危険だとミシルは諭します。

 そして、「お前の夢はあまりに幼い…」
 
 ミシルは最期を迎えます。


 そこに、ソルォンに案内されてトンマンが入ってきます。
 
 ミシルの死を知って涙ぐむトンマン。

 ミシルの死に対しピダムが泣いたことを、トンマンが責めるのは次回のお話

                            おしまい

 うふふのピダム
 

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