いじめではなく 暴行 窃盗 殺人の重犯罪ですよ。
日本政府は この陰湿な犯罪をなくすよう 警察を介入するべきです。 いじめではなく 殺人 重犯罪ですよ。
恥ずかしくないのか、安部 !!
自殺大国 世界一の自殺大国 ここんな小さな子供まで 自殺する国 どこにもないよ。
福島の原発被害者も、どれほど自殺したか。
恥ずかしくないのか、安部 !!
何人 人を殺せばいいんだ。日本国民全部か
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「学校に言わないでって言ったでしょ」 命絶った息子
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大岩ゆり、片山健志2017年4月23日07時07
■小さないのち 大切な君
特集「小さないのち」
「同級生にからかわれ、先生に言っても直らない。学校に行きたくない」。2014年9月。仙台市内の中学1年の息子(当時12)が単身赴任中の父親(49)に泣きながら電話をかけてきた。「俺が学校に行って話すから」。父親は語りかけた。でも、最後の会話になってしまった。翌日、息子は自殺を図り、意識が戻らないまま1週間後に亡くなった。
遺書にあった「部活」の二文字 息子の死、真相知りたい
入学して間もない5月ごろから、息子は同級生らの悪口やからかいを苦に、登校や部活を嫌がるようになった。7月には「学校に行きたくない」と自室のドアを家具でふさぎ、学校を1週間ほど休んだ。母親(44)は学校に相談。生徒指導のための臨時学年集会が開かれた。登校を再開した息子は、同級生から「チクった」と言われた。合唱の練習では、歌に息子の名前と同じ歌詞が出てくるたびに笑われた。
夏休み明けに母親が再び学校に相談すると、息子は怒った。「言わないでって言ったでしょ。言ったって何も変わらない」。その約2週間後に亡くなった。
仙台市は有識者による専門委員会に調査を諮問。15年と16年の2度の答申では、いじめがあったことや自殺との関連を認めた。だが父親は、答申の中身を読んで驚いた。当時の認識を問われた担任は「いじめとは捉えていなかった。今でもそう思っている」と答えていた。「こんなに理解のない境遇にいたとは」。後悔がこみ上げ、夫婦で泣いた。
ログイン前の続き「学校や部活が嫌なら行かなくていい。親御さんも子どもが嫌がったら行かせないで。10代はまだ人生のスタート地点。命だけは大切にして欲しい」。父親は再発防止を強く願う。
同じ仙台市内で16年2月、中学2年の男子生徒(当時14)が自宅で自ら命を絶った。半年以上前から部活の後輩らにいじめられ、学校のアンケートに「キモイと言われる」などと訴え、友人関係を「最悪」と答えていた。担任が尋ねると生徒は「大丈夫」と答え、対応はとられなかった。
母親(50)には時折、悩みを話していたが、「先生には言わないで」と言った。母親は担任に伝えつつも、「見守ってもらいたい」と要望したという。
15年12月15日の夜。生徒は母親に切々と悩みを打ち明けた。「死ね」「整形しろ」などと言われてつらい、学校に行きたくない……。母親はじっと聞き、「あと少しで冬休みだから」と声をかけた。年が明け、生徒は普段通り登校を続けた。でも、親しい友人にはSNSでメッセージを送っていた。「この世を去る事にしたよ」
今年3月末、専門委はいじめが理由の一つだったとする答申を出した。石井慎也副委員長(弁護士)は会見で、いじめられている生徒がエスカレートすることを恐れ、いじめる側への指導を嫌がることは今後もあり得ると指摘。「子どもが『大丈夫』と言っても、周りの生徒にそれとなく話を聴くなどの対応をとる必要がある」と語った。
両親は「息子に乗り越えて成長してもらいたいという期待もあったが、息子は守られず、いじめの詳細は分からない。いじめた生徒を指導してもらえばよかった」と悔やむ。
■いじめの早期発見模索
文部科学省によると2015年度、いじめによる重大な事態は314件、9人が自殺で亡くなった。報復を恐れて黙っていたり、「いじめた本人には言わないで」と懇願したりする子どもたちがいる。大人に何ができるのだろうか。
大津市が昨年行った、小中学生約5千人への調査では、いじめを受けた子どもの3割近くが「誰にも相談しなかった」と答えた。相談した子どもの73%は、相談後にいじめがなくなったり少なくなったりしたと回答。ただ、5%はいじめが悪化したと答えた。
国立教育政策研究所の滝充・客員研究員は、いじめを悪化させない学校での工夫を提案する。たとえば、いじめの訴えの後、いじめた側をすぐに指導せず、教師が情報を共有しながら見守る期間を設ける方法だ。からかいなどの現場を教師が見て、そこで止めに入れば「チクった」とはならない。「助けを求めてきた子を、教師たちは守り通してほしい」と滝さんは言う。
東北地方のある公立中では、教師がいじめた生徒になぜしたのか、いじめられた生徒にやられてどう思ったのかを聞き、互いの気持ちを理解するまで3人で話す。「教師が信頼されていないと指導は伝わらない」(生徒指導担当)と、生徒との信頼関係をみて指導する教師を決める。
子どもがSOSを出しやすくするための模索も各地で続いている=表。NPO「ストップいじめ!ナビ」(事務局・東京都)の小島秀一弁護士は「いじめをゼロにするのは難しいが、大切なのは早期発見と早期対応。相談しやすい環境、雰囲気づくりが欠かせない」と話す。
北海道旭川工業高では「絆ネット」というメールの相談窓口を設け、担任ではなく生徒指導の教師に直接相談が届くようにしている。静岡県の掛川市立西中学校では、PTA役員OBの有志が携帯電話で相談に乗る。「あだ名がつらい」という相談に教師と協力して対応し、深刻になる前に解決したこともあった。
京都府は、府内の小中高生向けのアンケートの「聞き方」を工夫している。いじめの有無を直接聞くのではなく、「いやな思いをしたことはないですか?」と尋ねる。「ある」と答えたケースはすべて「いじめ」とみなし、教師が面談などで子どもの悩みを聞く。
教師らがいじめを「からかい」などと軽く判断し、対応が不十分になることを防ぐねらいがある。府教育委員会は「アンケートはいじめ把握だけでなく、小さいうちに見つけて対応するという教師の意識を徹底させるのにも役立っている」と分析する。
子どもの心の問題に詳しい、つつじが岡メンタルクリニック(仙台市)の望月美知子院長は「成績や内申書などで自分を評価する立場の教師に悩みや弱みを相談するのはハードルが高い。評価する立場にない大人に相談できる場を増やすべきだ」と指摘する。
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このシリーズでは、子どもが自ら命を絶つことのない社会を願って取材に応じてくれた自殺未遂の経験者や遺族、教師、医師らの証言に基づき、私たちにできることを考えます。「手段を詳しく伝えない」「どこに支援を求めることができるのかについて情報を提供する」など、世界保健機関(WHO)が出した自殺報道に関する手引を念頭に伝えていきます。
ご意見はasahi_forum@asahi.comメールするか、ファクス03・5541・8259、〒104・8011(所在地不要)朝日新聞オピニオン編集部「小さないのち」係へ。自殺を防ぐための取り組みや体験談などもお寄せください。(大岩ゆり、片山健志)