国を利用して私利私欲をむさぼった人たち
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の続きです
パソナ会長就任で手に入る巨額報酬 (ゲンダイネット)
竹中平蔵(58)が26日、人材派遣大手「パソナグループ」の取締役会長に就任した。「豊富な見識を経営に生かすのが狙い」(広報部)だそうだ。
しかし、選挙中の自民党候補は「逆風が加速する」とカンカンだ。
「自民党が苦戦している原因のひとつが格差拡大、貧困層の増加です。小泉・竹中コンビが『労働者派遣法』の規制を緩めたために、ワーキングプアが街にあふれた。有権者の怒りは相当なものです。なのに、ハケンの天敵である竹中平蔵が、よりによって派遣大手のパソナの会長に就くなんて、国民にケンカを売っているようなもの。怒りに火をつけ、その矛先が選挙で自民党に向けられるのは確実です」(霞が関事情通)
しかも、竹中は巨額の役員報酬を受け取るとみられている。パソナは「役員報酬や待遇については明らかにしていません」というが、数千万円のゼニを懐にするのは間違いない。
「パソナの役員報酬の総額は2億7400万円です。役員は10人いるから、ひとり平均2740万円。竹中はトップの会長に就く。ざっと1億円の報酬になるのではないか。当然、秘書、クルマ、個室の3点セットも用意されるでしょう。パソナは小泉・竹中改革の恩恵を受けて、03年5月期に1356億円だった売上高が、08年5月期に2369億円と2倍に膨れ上がった。1億円くらい安いものなのでしょう」(財界関係者)
「労働者派遣法」が改悪されたことで、いまや真面目に働いても年収200万円以下の貧困層が、国民の10人に1人、1000万人もいる。やはり、国民は一票で怒りを表すしかなさそうだ。
(日刊ゲンダイ2009年8月28日掲載)