報道では数年内に退位されたい意向・・・これを受けて政府は今後、皇室典範改正の必要性や皇位継承のあり方などについて検討を進めるそうです。陛下は８２歳になられます。高齢のご上に健康面でも、平成２３年に気管支肺炎のため入院されたり、２４年には心臓のバイパス手術を受けられました。それでも精力的に被災地や戦争の戦没者の慰霊の旅を続けられています。その報道を見るたびに心が打たれます。
天皇陛下のご公務・・・内閣総理大臣の任命、閣僚の認証といった国事行為をはじめ、毎年各地で開かれる国民体育大会などへの出席、外国の賓客接遇など大変にハードな日程だと聞きます。東日本大震災をはじめ、頻発する自然災害の被災地を精力的に訪れ、困難な状況に置かれた人々を励まされている陛下。それ以外にも公務に加えて、１１月２３日の新嘗祭をはじめとする宮中祭祀も執り行われているそうです。
ご高齢を考え、宮内庁は天皇、皇后両陛下の負担軽減のため地方ご訪問の日程を短縮したり、皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻が引き継がれているそうです。
今回のご意向である「生前退位」・・・数年以内の譲位を望まれているといいます。皇室制度を定めた皇室典範には・・・天皇の退位に関する規定はないそうです。また、その場合は年号は平成から違う年号に変わるそうです。ながく・・・ながく激務を重ねられてきた陛下・・・お休み頂くのも良いのではないでしｙぉうか？？？激戦地で慰霊される両陛下の姿をいつも見て心に響きます。引退されてまた違う形で見守られると思います。
