今日は!江戸幕府が初めて「生類憐れみの令」を出した日だそうです。1687年の事・・・綱吉が出したあまりにも有名な生類憐みの令・・・・世紀の駄法だと言われていますが・・・意外にも他の狙いもあったようです!
綱吉が戌年だったと言われていて・・・犬が対象とされていたかのように思われていますが!実際には犬だけではなく、猫や鳥、魚類・貝類・虫類などの生き物、さらには人間の幼児や老人にまで及んだそうです。
やむなく殺傷した場合においても適用されたために苛烈な悪法!天下の悪法として人々に認識されています。
天下の悪法としての認識が高いけど・・・現在の日本を考えると?どうなんやろか??まるでゲームのようにペットを飼って・・・飼えなくなったら捨てる・・・・( 一一)年間に20万頭近くが殺処分されている異常な国・・・
「生類憐れみの令」・・・当初は殺生を慎めるという意味があっただけのいわば精神論的法令であったそうなんですが、違反者が減らないため、ついには御犬毛付帳制度をつけて犬を登録制度にしました。また犬目付職を設けて(苦笑)犬への虐待が取り締まられ、元禄9年(1696年)には犬虐待への密告者に賞金が支払われることとなったそうです。単なる精神論を越えた監視社会と化してしまいました・・・・その結果、悪法として一般民衆からは幕府への不満が高まりました。
綱吉の死後、宝永6年(1709年)早速犬小屋の廃止の方針などが公布され、犬や食用、ペットなどに関する多くの規制が順次廃止されたとか・・・(ただし牛馬の遺棄の禁止、捨て子や病人の保護などは継続した)
歴史学者さんたちもいろんなご意見があるようですが!全般的なモラルを促した法律だったと言う説も多く見られます。一般的に天下の悪法・・・そうでもない狙いもあったかも知れませんね(*^^)v