10月最後の練習日。
本番まで残すところあと数週となりました。
とはいえ当団の練習は相変わらず音階から。
この「あいかわらず」というのが当団のミソ。全ての音楽の素が詰まった音階練習を毎回必ず実施する。これがとても大事なことで、逆に音階練習をしないと団員もどうにも調子が上がりません。
考えてみれば音楽は全て音階から成り立っており、この音階から音質や音程感、テンポ感などが生まれて来ます。不思議な練習ですね。
さて今回のテーマは「ポルタート」
ベートーヴェンは「ポルタートのついた音符は、特別に感情をこめて弾くことが必要である」と言ったとか。何だかとても重要なアーティキュレーションなようです。
このポルタート、記号ではスタッカートの上にテヌートが書いてあり、よく考えてみれば真逆な意味合いの記号が二つ合わさっているもので、そういえば今まで変に思わなかったのが不思議で、少し調べてみました。
やはりどのサイトを見ても「こう演奏するものだ」と書かれているものは少なく、もともと文字で書かれたホームページで細かいニュアンスが伝わるはずもなく、「だからどうしろと?」と言いたくなります。
例えばブラームスは多彩な表現のためにいろんなアーティキュレーションのバラエティと組み合わせを用いているのだそうですが、ブラームスの音楽はこれらの奏法を身に付けていなければ表現しきれないという事になりますね。
このアーティキュレーションと音階を組み合わせる練習を意識を持って行うことで音楽の表現が大きく広がります。
当団ではこのような様々なアーティキュレーションを先生の実際の音を聴きながらレクチャーを受ける事ができるのでとても解りやすい。
私も最近ではこの音階練習が楽しいと少し思うようになってきました。
さて次回はどんなアーティキュレーションかなぁ!
by だんちょ
本番まで残すところあと数週となりました。
とはいえ当団の練習は相変わらず音階から。
この「あいかわらず」というのが当団のミソ。全ての音楽の素が詰まった音階練習を毎回必ず実施する。これがとても大事なことで、逆に音階練習をしないと団員もどうにも調子が上がりません。
考えてみれば音楽は全て音階から成り立っており、この音階から音質や音程感、テンポ感などが生まれて来ます。不思議な練習ですね。
さて今回のテーマは「ポルタート」
ベートーヴェンは「ポルタートのついた音符は、特別に感情をこめて弾くことが必要である」と言ったとか。何だかとても重要なアーティキュレーションなようです。
このポルタート、記号ではスタッカートの上にテヌートが書いてあり、よく考えてみれば真逆な意味合いの記号が二つ合わさっているもので、そういえば今まで変に思わなかったのが不思議で、少し調べてみました。
やはりどのサイトを見ても「こう演奏するものだ」と書かれているものは少なく、もともと文字で書かれたホームページで細かいニュアンスが伝わるはずもなく、「だからどうしろと?」と言いたくなります。
例えばブラームスは多彩な表現のためにいろんなアーティキュレーションのバラエティと組み合わせを用いているのだそうですが、ブラームスの音楽はこれらの奏法を身に付けていなければ表現しきれないという事になりますね。
このアーティキュレーションと音階を組み合わせる練習を意識を持って行うことで音楽の表現が大きく広がります。
当団ではこのような様々なアーティキュレーションを先生の実際の音を聴きながらレクチャーを受ける事ができるのでとても解りやすい。
私も最近ではこの音階練習が楽しいと少し思うようになってきました。
さて次回はどんなアーティキュレーションかなぁ!
by だんちょ