✳️陰謀【WTC7ビルには航空機も突入していない。小規模な火災しか起きていない物証もある。にもかかわらずビルは崩壊。同ビル2階にはCIAも入っており、彼らの悪事を揉み消すため、火災による崩壊に見せかけて爆破解体されたのである】(中略)
真相【WTC7ビルは航空機が突入して崩壊した2つのタワーの破片を浴びてヒビが入り、なおかつ大規模な火災に襲われた物証もある。つまり、二重の原因で崩壊した】
WTC7ビルの崩壊は政府当局にとっても謎だった。が、事件に関する情報収集を続けた結果、ビルの南側がほかのWTCビル崩壊の破片を浴び亀裂が入っていたことが証言・写真で確認された。同じWTCに関する報告書でも、FEMAとNISTの各報告書でもそれが大きな違いとなっている。
また、亀裂と火災のせいでWTC7ビルが崩壊しそうだという目撃証言もあった。『DEBUNKING 9/11 MYTHS』P53~P56
WTC7ビルの火災が大規模なものであったことを示す写真もある。陰謀論者には火災の規模を小さく見せかける必要があったのだろう。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
✔️【逆デバンキング〈火災写真〉】
まず、大規模火災の写真とはどういうものなのでしょうか?〈陰謀論の罠〉には載っていません。
エリック・ハフシュミットという研究家によるとWTC7の火災写真は、7階と12階のわずかな窓から見えるごく小さな火災のものしかないそうです。
【作動しなかったスプリンクラー】
百歩譲って本当に大規模な火災が起きていたとしても謎が残ります。
これは9.11陰謀説を支持するほぼすべての本に書かれていることなのですが、スプリンクラーが正常に作動していれば火災が小さい段階で消すことができていたのです。
が、2001年9月11日だけ、なぜかスプリンクラーが正常に作動しなかったのです。これをどう説明するのでしょうか?
【調査されずに撤去された瓦礫】
また、〈FEMA報告書〉はWTC7について「よりつっこんだ調査、研究と分析をおこなう必要がある」と結んでいるのですが、ヒストリーチャンネルの〈現代の驚異〉という番組によると現場は調査されることなく、WTC7の瓦礫は撤去されてしまったそうです。
最後にスコット・ラフリーという人物のエッセイ〈第7ビル──ありえない崩壊〉から引用して終わりたいと思います。
「世界貿易センター第7ビルの崩壊に関するFEMAののんきさは、驚くほどのものである。このような規模の構造欠陥は通常起こり得ない。……我々は今、大都市で鋼鉄の高層建築が崩壊しても、その理由について何ら有意義な議論がなされないような時代に生きているのだろうか」
【まとめ】
●WTC7の崩壊はとにかく奇妙極まるものであり、奥菜秀次の解説はまったくの不十分と言わざるを得ない。
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