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無し

「ケネディー暗殺にユダヤは関係ない」の嘘

2024-02-26 06:36:01 | 陰謀論
 

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✳️【ケネディー暗殺】
 ケネディ暗殺に関しては、謎が多すぎて、詳しいことはよくわかりません。公式発表通り、オズワルドの単独犯という論者が多いものの、その背後に、キューバ(カストロ)やソ連、CIAなどの陰謀があるという説も唱えられています。
 
 ただし、仮に暗殺の背後になんらかの陰謀が存在するのであれば、1番現実味があると思われる黒幕はマフィアもしくはマフィアと結びついた労働組合(全米トラック運転手組合「チームスターズ」)の委員長ジミー・ホッファではないでしょうか。いわばアメリカ版の関西生コン事件です。ただ、ホッファの不正を摘発しようと調査していたのはジョン・F・ケネディではなく、弟のロバートでした。(中略)
 
 1963年にジョンが暗殺される直前にも、ロバートは司法省・商務省・国税庁を総動員して組織犯罪の本拠地であったラスベガスを急襲する計画を練っていました。そのため、兄の暗殺直後、ロバートは「自分が殺られると思っていた」と語っています。
 
 こうしたことからすると、ケネディ暗殺の背後に黒幕がいるとするなら、マフィアの差し金というのが最も信憑性のある説だと、私は思っています。今後、新証拠、新証言でも出現すれば、話は別ですが、少なくとも現時点で、ケネディ暗殺に「ユダヤの陰謀」を見るというのはかなり無理な議論ではないでしょうか。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈ケネディー暗殺の原因はとっくに明らかになっている〉】
 新証拠、新証言でも出現すれば話は別?なにかの冗談でしょうか?
 
 ケネディーが暗殺された最大の理由は、月に異星人がいることを暴露しようとしたからです。
 
 これは2001年、アメリカ・ワシントンDCでおこなわれた史上最大の内部告発「ディスクロージャー・プロジェクト」でとっくに明らかになっていることです。
 
 話のスケールが、もはやユダヤの陰謀どころではなくなってきているのが現状なのです。
 
 ちなみにケネディーを暗殺した黒幕はカバールであり、ユダヤはその一角を担っています。
 
 
【まとめ】
 ●ケネディーを暗殺したのは、たしかにユダヤと言える。
 

アメリカはユダヤ人が支配しているとブレジンスキーが認めている

2024-02-26 06:32:26 | 陰謀論
 

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✳️【アメリカのユダヤ人】 
 結局のところ、ユダヤの陰謀を語る人々はユダヤ人を過大評価しています。
 
 ヨーロッパに比べると、アメリカではユダヤ人が集団的な暴力にさらされることは圧倒的に少なく、連邦の制度上はキリスト教徒ともに平等な地位が保障されていました。それでもアメリカはWASP(ホワイト・アングロ╴サクソン・プロテスタント)が作ったキリスト教国ですから、やはり、マイノリティーとしてのユダヤ人に対する差別感情は厳然と存在していました。ヘンリー・フォードの謝罪後も、状況は大して変わりません。
 
 これに対して、アメリカでは、ユダヤ人がメディアや芸能界を席巻しているではないかと反論する人がいますが、ユダヤ人がこの分野に進出したのは一般企業での就職が困難であったことの裏返しとみるべきです。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈アメリカはユダヤが支配しているとユダヤ人が述べている〉】
 カーター政権やオバマ政権で要職を担ったユダヤ人国際政治学者、ズビグニュー・ブレジンスキーは著書〈孤独な帝国アメリカ〉の中でこのようなことを言っています。
 
 「WASPの支配が衰えたのに代わって、社会的立場と政治的影響力を増大させたのがユダヤ系コミュニティーである。その向上の歴史は驚くべきもので、ほとんど一世代のあいだに、必ずしもあからさまでないにしても広く偏見の対象にされていた彼らが、アメリカ社会で影響力の大きい様々な分野の要職を押さえるようになった。それは、学会、マスメディア、娯楽産業であり、政治資金集めに関しても同様である。ユダヤ人5、600万人はまた、平均的アメリカ人よりもはるかに高い学歴と高い収入を得ている」
 
 ……ブレジンスキーというアメリカを代表する重要人物であるユダヤ人自身が、「アメリカの支配者はWASPではなくユダヤである」と堂々と述べているのです。
 
 内藤陽介の主張が的の外れまくったものであることがわかると思います。
 

「〈シオン賢者の議定書〉は偽書として実証されている」の嘘

2024-02-25 06:42:43 | 陰謀論
 

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✳️【偽書〈シオン賢者の議定書〉】
 1917年のロシア革命後、列強諸国は干渉戦争であるシベリア出兵を起こしましたが、その過程で、ロシア国内で流布していた偽書『シオン賢者の議定書』が欧米諸国に拡散します。
 
 『議定書』の正確な作者・製作年代は不明ですが、帝政ロシア末期の1902年までに、ロシア秘密警察のピョートル・ラチコフスキーが、ユダヤ人迫害を正当化するため、モーリス・ジョリー(フランス)の『マキャベリとモンテスキューの地獄での対話』(1864年)をベースに、ヘルマン・ゲドシェ(プロイセン)の小説『ビアリッツ』(1868年)の設定を加味してパリで作ったとする説が有力です。
 
 その内容は、ひとことでいえば、「ユダヤ人は、西洋文明を転覆させて人類を隷属させ、世界中の富をユダヤ人の手中に収めるためにありとあらゆる陰謀を巡らしている」というものです。(中略)
 
 しかし、1921年8月16日から18日にかけて、フィリップ・グレイヴスが英紙『タイムズ』に「議定書の終焉」と題する記事を掲載。大英博物館の所蔵資料を用いてきて議定書が偽書であることを実証したことで、まともな言論人は『議定書』とフォードの反ユダヤ主義を相手にしなくなります。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈ユダヤ陰謀論も大英博物館の資料がもとになっている〉】
 ユダヤ陰謀論のバイブルの1つであるジョン・コールマンの〈ロスチャイルドの密謀〉も、大英博物館の所蔵資料を参考にして書かれているのですが……(苦笑)。
 

FRBと戦った正義の政治家ルイス・マクファデン

2024-02-25 06:39:06 | 陰謀論
 

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✳️【FRBの利点】
 FRBは民間と政府が共同経営しています。アンチFRBで有名なアメリカの元下院議員にロン・ポールという人がいましたが、この人がいみじくも「FRBというのは民間企業の最悪の部分と、公的機関の最悪の部分を併せ持った特殊な組織だと語っています。ロン・ポールは「FRBを廃止しろ」とまで言っているFRB反対派で、前記の言葉はFRBを罵った言葉です。しかし、裏を返せば、ここまで批判的に人の目を通してみても、FRBは完全に私企業ではないということです。
 
 中央銀行制度の特色の1つは、合法的なカルテルであることです。つまり、銀行間の競争や新規参入を制限し、既存の銀行が一定の利益を確保できる仕組みです。貸出金利や預金準備などの競争条件が統制されるため、個々の銀行の経営状態に差がつきにくくなります。それで、大銀行は中小銀行や新規参入者との競争(による淘汰)に脅かされずに、融資を大幅に増やせます。
 
 こういった銀行保護措置は既得権益を守ると同時に、過剰な競争による弊害を防ぎ「健全経営」を目指すという意味で、経済の安定に貢献することが期待されます。もちろん、これによって、すべての銀行が「健全な経営」をおこなうとは限りませんが。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈ロン・ポール以外にもアンチFRBの政治家はいる〉】
 内藤陽介はまったく触れていませんが、ロン・ポール以外にもアンチFRBの政治家がいるんです。
 
 その1人、ルイス・マクファデンは下院銀行委員会委員長を務めた人物であり、1932年6月10日の彼の言葉にこういうものがあります。
 
 「議長、この国には世界一腐敗した組織があります。連邦準備局及び連邦準備銀行のことを私は申し上げています。政府の一組織、連邦準備局が合衆国政府を、合衆国国民を騙し、国債の支払いに充てる多額のカネを巻き上げています。連邦準備局及び連邦準備銀行の強奪、不正行為が重なり合って、この国は国債の支払いのために数回以上に渡って、多額のカネを負担させられてきました。このような不正組織が合衆国の人々を貧乏にし、破産させているばかりか、組織自体、破綻をきたしていて、私たちの政府を破綻させているも同然の状況を現出しています。こうした組織を管理する法の不備、連邦準備局による法の誤った施行、同組織を支配する強欲な金持ち連中の腐敗した慣習がこのような状況を生み出したのです」
 
 そんなルイス・マクファデンは2回暗殺未遂にあっており、60歳の若さで不審な死を遂げています……。
 
 これらの事実を無視しているので、内藤陽介の主張がただの我田引水に過ぎないことがわかっていただけると思います。
 

ウッドロー・ウィルソン大統領はロスチャイルドの手先だった

2024-02-24 06:51:46 | 陰謀論
 
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✳️【ウォーバーグのバックアップで大統領になったウッドロー・ウィルソン】
 1910年、ロードアイランド州選出の共和党上院議員、ネルソン・オルドリッチは、中央銀行実現の具体的なプランを練るべく、ジョージア州の大西洋に面した、モルガン所有のリゾート地、ジキル島で秘密会議を招集します。(中略)
 
 こうして、オルドリッチは1910年の議会に連邦準備制度法案を提出しましたが、当時の野党民主党はオルドリッチ法案に激しく抵抗します。審議が長引く中、同年の中間選挙で共和党は議席を減らして少数派に転落してしまいました。
 
 ここで諦めてはすべて水の泡となるため、ウォーバーグは、シフとともに、1912年の大統領選挙で連邦準備制度に協力的な候補として、民主党のウッドロウ・ウィルソンに白羽の矢を立てます。「とにかく連邦準備制度理事会を通してくれ。そうすれば資金は出す」と、クーン・ローブ商会として彼を全面的にバックアップしました。
 
 彼らの協力を得たウィルソンは大統領選挙に勝利し、翌1913年3月4日、正式にアメリカ大統領に就任します。
 
 ウィルソンはスポンサーとの約束を守りました。新政権の発足後ほどなくして、ウォーバーグの悲願であった連邦準備法が成立します。これが、現在まで続くFRBの成り立ちです。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈ウィルソンは大統領になったことを後悔していた〉】
 ウッドロー・ウィルソンの大統領在任中の言葉にこういうものがあります。
 
 「私は最も不幸な人間だ。私はうっかりこの国をダメにしてしまった。この偉大な産業国家は今、金融制度に支配されてしまった」
 
 この事実を無視しているので、内藤陽介の主張がただの我田引水に過ぎないことがわかっていただけると思います。