✳️【制御解体は無理がある】
陰謀論者の中には、ツインタワーの崩壊が「自由落下」だったという説をとる者もいる。つまり、ビルの鉄骨にはあらかじめ形成爆弾が仕掛けられており、制御解体がおこなわれたことによって、「自由落下」に見まがうほどの早さで倒壊したというのだ。
だが、そうした制御解体がおこなわれたと考えるのは、無理がある。
一般的に言って、制御解体は建物を自重で押しつぶすために、地面近くから爆破するのが基本である。ところが当時の映像を見ると、ツインタワーの倒壊は旅客機が突入した部分からはじまっている。これだけでも制御解体の可能性は低いと言える。
そもそも、制御解体では爆発物を操作するための大量のケーブルや点火用プラグが必要となる。しかし、生存者救出のためにビル内部に突入した消防隊員の中には、だれひとりとしてそうした部品類を見た者がいない。ビル解体の専門家も否定するように、WTCが制御解体されたという線は非常に薄いのである。(長澤裕) ASIOS〈謎解き超常現象〉より
✔️【逆デバンキング〈爆発音を聞いた消防士が多くいる〉】
そもそも、制御解体では爆発物を操作するための大量のケーブルや点火用プラグが必要となる。しかし、生存者救出のためにビル内部に突入した消防隊員の中には、だれひとりとしてそうした部品類を見た者がいない。
……100歩ゆずってその話に間違いがなかったとしましょう。
では、ビル内部で爆発音を耳にした消防士が多くいる事実はどうとらえればいいのでしょうか?
●消防士ルーイ・カッチョーリは24階に向かうエレベーターの中で爆発音を耳にし、建物の中に爆弾が仕掛けられていたと思った(ピープル)。
●消防士エドワード・カチアは内部で爆発音を聞き、続いて「ボン、ボン、ボン」と聞こえ、タワーが崩壊した(ニューヨーク・タイムズ)。
●消防隊長カリン・デショアは閃光が瞬いてから複数の爆発が続き、ビルの上下で爆発が大きくなり、WTC南棟全体に広がったと話している(サンフランシスコ・ゲート)。
●ニューヨーク消防署のある消防士は、何人かを救出しようとしていたときに“第2の爆発”があり、その結果、崩壊したと述べている(11ニュース)。
●ニューヨーク消防署のある消防士は、準備を整え、階段への道を切り開いていたときに“重大な爆発”があったと言っている(CBS)。
……というお話でございます。ちなみにこれらは爆発音関連の全証言のうちの、ほんの一部にすぎません。
【スティーブン・ジョーンズ教授の体験談】
制御解体説を唱える専門家の1人に、スティーブン・ジョーンズ(米ブリガムヤング大学教授)という人がいます。
彼のもとに「もしもあなたがもうちょっと違う論評を出せば、巨額の資金を大学に提供しよう」という、黙らせるための賄賂のオファーが来たそうです。
スティーブン・ジョーンズはそれを断ったそうですが、断らなかった専門家も数多くいたことは間違いないでしょう。
制御解体に否定的な専門家のほとんどが、カネの力に屈服した専門家なのではないでしょうか?
【100万ドルチャレンジ】
最後に──。
ジミー・ウォルターという億万長者が「WTCを爆弾を使わずに崩壊したことを証明したら100万ドル支払う」と言い、挑戦者を待っています。
しかし、100万ドル獲得に成功した人は、いまだに1人も現れていません……。
【まとめ】
●WTC 内で爆発音を聞いた消防士が多くいる。
●専門家は買収されている。
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