毎年必ず一度はプロ野球交流戦を観戦しているのですが、今年は巨人と楽天の試合をチョイス。試合ごとに人気選手にスポットを当てる“プレーヤーズ・デー2012”となっていて、この日の対象選手は久保と山口。選手のレプリカ・ユニフォームがもらえる座席だったので、山口モデルのグラブを使っていることもあり(ただし、自分は右利き)、山口ユニフォーム狙いで仕事後に駆けつけたら、山口ユニは既になくなっていた。まぁ、久保が怪我で戦線離脱しているから致し方ない。ということで、久保のユニフォームをゲット。とはいえ、久保の背番号は11番。投手出身なら憧れる番号の上位に入るナンバーですよ(たぶん)。久保は5月23日生まれってことで、おお、同じ双子座じゃないですか。よしよし。(何がだ?)
ただ、久保は安定感ある投球が持ち味だけど、自分は人生的に安定感に欠けるので、そこは違うんだな!(って、威張ることでもなんでもナイル川)
昨日が巨人・杉内、楽天・田中マーくん先発で、杉内があと一歩でパーフェクトのノーヒット・ノーランを達成した試合だけに、その反動が不安視されましたが、まぁ、試合としては両チーム雑な攻めもあるなか、途中まで1対1で進んだことが奏功し、6回裏の高橋由伸の2試合連続ホームランにより勝ち越した巨人が勝つという、ジャイアンツファンにはまぁまぁな試合となりました。
ただし、1対1の同点で迎えた5回裏、巨人の攻撃。先頭打者の長野が中堅前ヒットで出塁、続く藤村がきっちりと犠打で長野をセカンドに送っての3番・坂本。お膳立てしてもらいながら、相変わらずの下からバットが出るスウィング。右方向へ進塁打すら打てずの空振り三振ってのは、本当にいただけない。この日は聖澤の正面のゴロをはじいてエラーもするし、緊張感がない。使うんだったら、由伸と打順を入れ替えて、6、7番あたりで使ってくれないか。 勝ったから目立たないかもしれないが、大事な試合でブレーキになる可能性大なので、ベンチはしっかりと見極めないと。ポジション争いに安住の地を作っちゃならねぇってことですよ。
あと、最終回に2死からサード前のボテボテのゴロをエラーした村田。確かにバウンドは簡単じゃなかったけど、あのプレーはいただけない。その後、1失点されるきっかけを作ってしまった。まぁ、西村もきっちり抑えろって話なんだけども、はじいたボールを途中で追うのをやめちゃう姿を見せるのは、正直良くない。投手が仕方ないと気持ちを切り替えるタイミングを遅らせるし。
そういう些細なところが、連勝の勢いのまま一気にセ・リーグ首位に躍り出るかと思いきや、追いつけそうでなかなか追いつけない今の順位を反映しているんだと思う。
それと、徐々に調子は上げてきているけれども、7、8番の打順に座るエドガー、ボウカーの外国人。外国人選手はいまや“助っ人”という概念が以前と異なるものになっているのかもしれないが、下位打線に置くしかない助っ人なんて、そもそも獲る必要あるのかと。だったら、若手をそこで使う、中堅どころで調子がいい選手を使う“枠”として残しておくべき。そうすれば、一軍、二軍の活性化にも繋がるのだから。スペシャリティ枠として獲得した外国人選手ならいざしらず、だ。
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2012/05/31(木)
巨人×楽天(2回戦)東京ドーム
楽天 000 100 001 2
巨人 010 003 00X 4
【バッテリー】
(楽):●ヒメネス、加藤大、武藤-小山桂
(巨):○内海、山口、マシソン、(S)西村-阿部
【勝】
(巨):内海(5勝4敗0S)
【S】
(巨):西村(0勝1敗12S)
【敗】
(楽):ヒメネス(2勝6敗0S)
【本塁打】
(巨):高橋由 4号(6回裏2ラン)
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