
“どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない みんながいる! みんなで乗り越えよう! You'll never walk alone.”インテルの長友佑都からの力強いメッセージ。
今こそ“ユルネヴァ”の精神で。
■ もはや人災レヴェル
現在は、一致団結、相互協力の時期。不安を煽る批判や風評よりも、一つでも支援や危機回避に対して個々が意識して行動することが必要。ということは充分に理解しているのですが……。
「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」
「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」
「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」
「この問題に詳しいので、余計に危機感を持って対応してほしいということで(15日早朝に)東電に乗り込んだ」
(「最悪なら東日本つぶれる」=専門家自任、笹森氏に明かす-菅首相 時事通信)
こういうことを“国のトップ”でありながら平然と言いのける菅首相や「政府の邪魔をしないでくれ」と野党に要請文を出した岡田幹事長(3月15日の小池百合子総務会長(自民党)の定例記者会見での発言)といい、政治主導といいながら、被災の援助にも具体的な案を示さず、爆発前の原発にヘリで視察をした菅や買い占めにより棚に食料品がなくなってきたコンビニに出向くレンホーなどの演出パフォーマンスばかりで常に後手に回ったりと、被災者の声やスムースナ原発問題の対処にほとんど応えられていない民主党政権じゃ、マスコミが最悪の事態と煽るのも致し方ない空気さえ漂ってくる。
アメリカ軍の援助提案も要請を下さず、野党の意見に聞く耳持たず、何でも「やる」「やれる」を言っておきながら、最後には「俺らのせいじゃない」と責任転嫁する“やるやる詐欺”みたいなもので、もはや天災から人災と言われても可笑しくない状況に立たされている。
それでも乗り越えなきゃいけないことには変わりないから、ここは各自それぞれが出来ることを遂行するということに尽きるんだと思う。国民一人一人が“大人の対応”を持っていかねばならないんだと思う。
節電、買い占め回避。これを実行し周知させることが先決だ。
