ゴスペル、ソウルさらにはディスコ・シーンでも活躍したロリータ・ハロウェイ(ロレッタ・ハロウェイ、発音としてはロリータが正しい)が、2011年3月21日(月)シカゴの病院で死去。64歳。以前に心臓疾患で入院、2、3日前から昏睡状態だったという。
あの豪快なビッグ・ヴォイスがこれから聴かれなくなると思うと寂しい限りだが、歌はしっかりと残っていく。
近年では、2001年にリリースされたGTSに客演した「ホワット・ゴーズ・アラウンド・カムズ・アラウンド」が印象的だったなぁ。確か、アメリカのクラブ(ハウス)チャートで上位にランクインしたんじゃなかったっけ。
カッティングエッジ提供の日テレの深夜音楽番組かなんかで、GTSの面々がロリータ・ハロウェイとのレコーディング風景を追っていて、そこで手の込んだハウス・アレンジをしているGTSメンバーに対して「あなたたちは曲を崩し過ぎる。もっとソウル、グルーヴを大切にしないとダメ!」と叫んで、一時スタジオから出て行った場面があったなぁ。その時のGTSメンバーの「どうしよう……」という顔が印象的だった。
あと、ロリータといえば、ロリータの曲「ラヴ・センセーション」をサンプリングしたブラックボックスの「ライド・オン・タイム」を思い出す。
これ、PVに出ている女性が歌っているような作りですが、リップシンクなのは明らかです。でも、いい曲だ。(笑)
このライヴ(番組)映像では、リップシンクがより鮮明ですね。でも、いい曲。(爆)
この手のファット・グルーヴ・ヴォーカルとしては、彼女とジョセリン・ブラウンが好きだな。ジョセリンも健康には気をつけてもらいたいところです。

