
とうとう今夜からブルーレイ・ ナイト&ドント・ストップ&ビート・イット!!!!!
リリース日からはやや遅れましたが、予約注文していたPS3「マイケル・ジャクソン『THIS IS IT』スペシャルパック」がフライディ・ナイトに届いておりました。すぐに飛びつくのも大人気ないということで、夕食(といっても深夜0時くらい)を摂ったりして、Mでは決してないけれどM好きな(最初のMはマゾで、こちらのMはマイケルのM)自らを焦らしながら(この焦らしこそがファンキー)おもむろに開封し、テレビ横のスペースに縦置き設置。この時、より高画質の映像を楽しむためのケーブル、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルを買い忘れたことに気づいたのですが(早速、追加注文しましたが)、まずは鑑賞ということで、ブルーレイ版『ディス・イズ・イット』をスロット・イン。マ、マ、マ…マイケル、キターッ!(笑)

本編映像は映画館での観賞を合わせると4回目となりますが(笑)、今回の主目的は映像特典。それだと語弊がありますか。主目的というより、特典の映像を観ることで本編のストーリーを補完させ、この『ディス・イズ・イット』の本質に迫ることが出来るというのが目的なのです。その収録時間が一番長かったのがブルーレイ版で、ド金欠は目に見えていたのですが、注文確定ボタンをポチッとなとした訳です。
感想を言うと、本編にも収録すればよかったのにという場面が多くあり、『ディス・イズ・イット』本編を数回観ても埋めきることがなかったパーツの多くがはめ込まれたような、そんな頷きの多い場面の連続でした。その多くがインタビューに集約されているのですが、飽きることのない興味深いものばかりでした。まだ一回きり、流しで観たに過ぎないので、再度その言質に注意を傾けながら観た後でもう一度本編へ戻れば、その壮大なスケールと人間性が知ることが出来るはずだと感じました。
で、調子に乗って、同時に注文していたDVD『ムーンウォーカー』(初回生産限定特別ジャケット仕様)を続けて観賞して徹夜をするという……この、なんとも非生産的ながら精神的に有意義な時間を過ごしたのでした。お陰で、翌朝9時頃にはさすがに睡魔もピークに達し、ゼロ・グラヴィティ(直立のまま前方斜めに傾くアレ)しかけて、そのまま布団へ倒れ込んで土曜の日中のほとんどを惰眠に費やした……という次第です。

自分はこのまま布団へドスン。(苦笑)
ちなみに、Perfume『⊿』には「Zero Gravity」なる楽曲が収録されてますね。リリースが2009年7月8日なので(マイケル死去は6月25日)、中田ヤスタカがマイケルを意識して収録したのかは微妙ですが、この“ゼロ・グラヴィティ”なる言葉が注目されることになる偶然に重なるとは面白いです。
今回行なわれる予定だった公演では、「アース・ソング」「マン・イン・ザ・ミラー」がマイケルの強固なるメッセージとしての最大のテーマとするならば、「スリラー」とこの「スムース・クリミナル」が最大のエンタテインメント“イリュージョン”として記憶に残るものだったんだろうと思います。『ムーンウォーカー』でもメイン・セクションとして機能している「スムース・クリミナル」ですが、マイケルのこの曲に対する思い入れと、この曲自体の驚くべき爆発力を改めて認識させられたというところです。“パン! 茶! 宿直!”のキング・オブ・空耳ソングだけの曲ではないんですナ。(爆)
なぜか発売中止(諸般の事情が公式見解)になってしまった『マイケル・ジャクソン IN ソウル・トレイン』ですが、なるべく早くリリースしてもらいたいものですナ!