悪名初日の場所に向かう車中の非常識
シーンとした車内で
ケイタイで 電話してるひともいて
自分の耳元で
大きな声で会話してるから
苦痛で
目線で意思表示をしても
平然と会話して
一度だけでなく 二度もだから
そんなひとがいないように
貼ってあるシールを空しくみつめ
世間にはいろんなひとがいるけれど
注意したところで
ギャクギレされるのが落ちだから
車内は見て見ぬフリ
そんな世の中に いつから
昔は
イケナイことをする子供に
近所のひとが 注意したけれど
シャンソンを聴きにいったら
ページをめくるように
って
フランス語の発音も学習したり
きのうは
初日開けておめでとうの席で
英語がとびだして
・・・・common sense
って
ある仲間がある仲間に
人差し指で
やんわり伝えて
それから
会話が広がって
英語と
日本語の言葉がとびかって
食事中に
そんなことをはっきり
指摘できる仲間たち
仲間から言われて
しょげるより
指摘してくれる仲間が
いてくれたことに
感謝の気持ちが芽生えないと
伝えた意味がないけれど
ひとつのことがらだけを
まっしぐらには
理由にならなくて
そのわき道には
いっぱい教えられることが
転がっている
誰も目をくれるひとがいない
道端の雑草にだって
いろんなことを教えらる
お互いに知らないこと
教えられたり教えたり
社会と関わりながらの人生
それはダメよって
言い合える男女の仲間たち