ブーケのように茎が束になっている勿忘草
きのうの春の嵐に負けた花びらもいたけれど
弥生十八日のときから
成長した茎も折れなくてよかったねって髭じいたち
髭を蓄えた蕾も増えたり
小さく咲いた花びらも終わりを告げたり
紫の蕾は膨らんで準備中だったり
空色の勿忘草だけど
蕾の色のままの花びらもいたり
そばには花が枯れて種の準備しているのかしら
茎の足元で葉っぱにかくれて咲いていた
花びらが8つにわかれた花も無事でよかった
髭をたくわえた葉っぱが守ってくれたのかしら
春の嵐のきのう
あっちのページで10年前の弥生月をふりかえって
Julieの2011年の音楽劇「 探偵~哀しきチェイサー」
佐野で3.11を経験して
自分の観劇初日は14:46で中断して
そのトラウマも消えないまま
1週間後の
名古屋公演観劇の気持ちなどふりかえって
3.11から
TVでも自粛ムードの世の中になって
被災していない地域のイベントなども自粛の中止
仙台公演は
駅も劇場も宿泊予定のホテルも被災して
中止が発表されたけれど
3.11から一週間後の名古屋公演
日々、地元のスーパーで食糧調達もままならなかったり
計画停電や余震が続く中
こんなときに、こんなことをしていいのかしらと躊躇ったり
あれこれ悩んだ結果
TVでは自粛をあおって
被災していないひとが世間に合わせて自粛する・・・
コロナ禍と違い自然災害なので
被災していない地域での観劇は
イケナイことではないのかしらと、ずいぶん勇気のいる決断して
自粛けいさつって言葉もない10年前
元気なひとは経済を止めることなくだった