♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

札幌の探偵さん最終日に

2013年03月31日 13時57分42秒 | 沢田研二の音楽劇

今頃は積もった雪が残る会場の 舞台の上で どんなセリフのJulieかな

 

今日もミルク色したどんよりな空

お花のつぼみ観察などして

あっという間の

午前中

 

札幌の探偵さん

最終日の幕が上がる時間に

ようやくパソコンの電源入れて

 

 

比叡山のふもとで買った

字の浮かび上がるお線香つけて

 

数日前の

父の命日を過ごして

 

石巻の寿町 中央写真館でパチリした

私の生まれる1年前の

父と松子さんの写真

 

残念ながら

家族でたったひとり

この写真館で

パチリのデビューすることなく

 

私の誕生で

激動の道のり歩むことに

 

 

私の写真デビューは

写真館から

遠い遠い街になって

 

フェンスのそばの

横須賀 

 

 

私の記憶に残っているのは

オールバックの髪で

いつもくわえ煙草

だったけれど

 

石巻の写真館でパチリした

私の知らない

父の髪型

 

 

きっちり分けた髪を

後ろに流して

ポマード?でしっかりなでつけて

あら

この髪型 どこかで

 

 

 

東京最終日の

Julieの髪型に似て

 

 

松子さんが座る

ソフーのふちに

片足で

腰かけ

ペンシルストライプなズボンをはいて

ペンシルストライプに

添えられた右手

 

 

誰かの白い指先が

ついつい

気になっちゃうのは

 

煙草をこよなく愛した

父の指先を

みつめていたせい?

 

残念ながら

天国にいる父に似なくて

禁煙派

だけれど

 

 

札幌の探偵さん最終日に

ネオシーダーの

煙をくゆらす

Julieを想い描いて

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