お嬢さん明治編 お気に入りな場面
舞台は夏の日の公園のベンチ
いろんな街の客席からみつめている間に
季節は
桜やチューリップから
八重桜
ハナミズキ
ツツジ
そして紫陽花の季節に
塩タタキが似合う高知グリーンホールで
たびを締めて
おまけのさくらホール
予定していない初日と二日目
残っている席の中から
お気に入り場面を斜めに観たいなぁ
後方でも ちょっとまっすぐ観たいなぁ
最終日は
ここで観てねって
指定されたのは2階席
ベンチを高台からみつめる予定だったのに
そこの席は 舞台が見にくいから
1階の最後列に 急遽変更されて
お気に入り場面
こんな方向から 見つめることになって
緑色の葉っぱの雫に
高知グリーンホールの千穐楽
ベンチの場面
Julieが じーんとしたあと
帽子はかぶらず
こっちに 表情を魅せてくれたっけ
おまけのさくらホール
たび公演とは まるで違う客席の雰囲気だったけれど
自分が足を運んで
積み重ねたいろんな街のベンチの場面
思い起こしながら
さくらホールの思い出も ひとつ ふたつ
みっつ重ねて
初日の新潟から
どれだけ 進化したかしら
たび公演しながら
秘策も練っていたようで
高知公演で
あんまり
みんなが嬉しい気持ちを 表現したから
Julieにも通じて
おまけでは
これなら
もっと
喜んでもらえるかな
って
帽子投げのエンディングだったのかしらね
さくらホールの一日目
嬉しい気持ち 表現したら
舞台に伝わって
可笑しかったり
素敵だったり
嬉しかったり
客席から
反応しなかったら
Julieに通じないじゃない
Julie止めさせちゃダメよ
Julieには
ずぅーーーーーーっと
走りつづけてもらいたいじゃない
あんまりスピードだすと
危険だし
私たちが 追いついていけないから
速度は ゆっくりでもいいから
パープルの紫陽花みたいな髪の色
照明さんに所望したのはJulie?
高知グリーンホールは
変則花道に 照明スタンドもあったけれど
ステージの後ろからも
天井からも
3階の照明室からも
下手 上手の サイドからも
いろんな方向から
Julieを照らす照明
前からも後ろからも照らされて
あっぢ
焼かれちゃう鰯みたい
なんて
言わないで
いつまでも
ピンスポットが似合う鯛のようなJulieでいてね