突然旅の写真の整理もしながら ５８年ぶりの石巻のこと振り返って
震災から２年３ヶ月経った石巻
その中に みつけられた自分のルーツ
たった１本の電話から繋がったルーツ探しの旅
お手伝いくださった
日日新聞の若い女子と
石巻若宮丸漂流民の会・石巻千石船の会の会長さん
お世話になりありがとうございました
震災当時の貴重なお話をしてくださった
石巻ニューゼの館長さん
石巻グランドホテルの副支配人さん
ほんとうにありがとうございました
仮設住宅で 暮らしているひとも まだまだたくさんいて
自分のルーツ周辺の石巻の今しかみつめることはできなかったけれど
取り壊されたあとの更地、シャッターが閉まったままの建物
そういう風景をみつめながら
あの日を乗り越えて 修復終えたお店で
元気に働いて
前に進んでいるひとたちもいっぱいいて
そして 仕事終わりに お酒を楽しんでるひとたちもいて
普通の暮らしが 少しずつ できるようになった光景もみつめて
自分ができることは
あの日、津波や北上川があふれて浸水を経験した場所
元気になったお店で食事をしたりお酒を飲むことぐらいしかできないから
宿泊先に選んだホテルも
私のキーワードな場所を案内してくれた方も
ルーツの近くだったことに
いろんな不思議を感じながら
ホテルにようやくチェックイン
いろんなことがいっぺんに
目に
耳に
飛び込んできたので
胸がいっぱいで
頭も働かず ぼ～
そんなところに 武道館のあれこれなメール
日常の夕食の時間も過ぎたころ
せっかくだから夕食は外で
ホテルの近くのお鮨屋さんは予約で満席
駅まで行くと 近いけど都会じゃないから夜道が心配
ってことで
石巻で最初の一杯のつづき
石巻で二番めに安い
石巻で二番めにうまい
肴派だから 真っ赤な看板
さかな処 三吉
って文字にすいよせられて
一番じゃく 二番ってとこがいいなぁって
カウンター席あるかなぁって
扉ガラガラって扉あけて
両脇は 座敷席
まっすぐ前がカウンター席 いつつ
ひとりおきに みっつ座っていて
開いてるふたつ どっちにしようかなぁ
飲みたい焼酎の前がいいかなって席を選んで
いつもの日常の食事プラスお酒
海鮮丼が食べたかったけれど
ごはん物はウニ丼だけなので一人前のお刺身も添えて
で 何飲もうかなぁ
目の前の 焼酎 佐藤の黒は 石巻じゃなくても飲めるから
せっかくの いろんな意味の石巻
石巻のお酒にしようって
日高見
居酒屋で 最初にご飯食べるひとも珍しい？
居酒屋で パチリも どうなの？
なんて 自問自答しながら
５８年ぶりの石巻の初日を振り返ったりしながら
被害の大きかったところは 取り壊されてカタチがなく哀しい現実だけれど
ホテルでの浸水の様子きいて
私が歩いたところは津波到達の高さが２メートルを超えていたので
こんなふうに 飲んだり食べたりできるようになって よかった！
なんて
食べて飲んでしていたら
そっち側のひとは本読みながら 飲んでいたり
こっち側のひとは
ゆっくりなペースで 飲んだり食べたり
座敷の方は 若い男子や女子で賑わって
店員さんの石巻生まれの若い男子も
女子は聞かなかったけれど
イキイキ働いて
普通の居酒屋さんの光景
カウンター席は ちょっと年齢層 ぐ～んと高め
となりは古希プラスいくつ
顔も知らない親父の墓参りを初めてしたら 涙が出た！
なんて今日の出来事語って
地元のひとじゃなく
同じ宿泊組
お互いに 来た理由など語り合って
次に飲みに行くところ決めていたので
上の写真のだけで 帰るはずが
焼き鳥も 御馳走になって
黒いとっくりも 何回運ばれたんだろう
アツアツの豆腐ステーキも美味しく
パチリもして
よく食べて よく飲む女子だこと
って思ったかかなぁ
いろんな興味深いお話聴かせてくれた人生の先輩
次はどんなお話だろうって
興味深々
ひとに御馳走するのが好きって
御馳走様でした m(__)m
ほんとに
看板どおりなんて帰りがけにパチリして
次回来たときも なんてココロの中でしたりして
