Jun Sweets

主婦のレース編みと日々の出来事

刑事7人 第2話(ネタバレあり)

2019年07月18日 | 日々の出来事

日=太陽と見立てた検事の殺害事件。やはり同一犯とわかります。

で、3年前の事件で獄中で自殺した女性、加賀皐月の父親と恋人が疑われます。

が、父親の加賀(勝野洋)は”「人殺しの父親」と言われて自分も大変だった。自分も被害者だ”と。

でも倒れた母親(岡まゆみ)の見舞いに行ったことがないはずなのに、

病状を知っていたのが不思議でした。

そして、恋人だった男、笠松(三浦誠己)は検事の死を聞かされ「ざまあみろ」と吐きます。

第3の被害者、刑事が殺された現場に残されていた

「オマエタチハムリョク」という言葉も口にします。

そして野々村(白洲迅)が笠松が開発中のゲームについて調べてきました。

そのゲーム「一週間の恋人」には曜日ごとにで北欧神話にちなんだ神様が出てくるのですが、

被害者と神、曜日ごとにそれぞれどういう人物かが重なることも分かったのに、

元弁護士の本郷議員(賀集利樹)がいなくなり、必死に探すも間に合わず殺害されます。

そして、現場から逃げ出した笠松を追うも逃げられてしまいます。

翌日、笠松の遺体が発見されますが、その時点では自殺したのではと思われました。

しかし解剖結果から死亡時刻は月曜日中だと判明し、死ぬなら火曜のはず、と

疑問を持った天樹(東山紀之)は再度現場を調べ始め、

現場(高所)の下にあったごみ置き場の中から血の付いた笠松の携帯を見つけます。

携帯の中を調べたことから天樹は高岡検事(矢島健一)を探せと皆に指示を出します。

3年前の事件にかかわっていないはずの高岡検事を何故?

と思うも、皆探すため、奔走し始めます。

姿を消した高岡は加賀に捕まっていました。

実は3年前の事件の真犯人は高岡だったのです。

高岡と殺された女性は関係があり、そのことで脅迫されて殺していたのですが、

事件は高岡達の手によって加賀皐月が犯人に仕立てられたのです。

被害者の一人、タクシー運転手は浮気を隠したくて嘘をついていましたが、

それ以外の被害者たちはその件に加担しており、

笠松は1人で事件を調べ上げ、6人まで復讐したのです。

笠松は高岡によって殺されたのですが、死に際に加賀に電話していました。

以前、笠松は皐月の手紙を加賀に渡しましたが、

加賀は全く話を信用せず「娘は事件を起こし自殺した」と言って、

自分の娘のことを全く信じていませんでした。

しかし、笠松の死に際の電話でやっと渡された娘の手紙を読み

(私はやっていないと書いてある)、

事件の真実を知り、最後の一人である高岡を殺そうとしましたが、

天樹たちに止められ、手を汚すことはありませんでした。

あまりに悲しすぎる事件でしたね。

冒頭にに高岡が片岡係長(吉田剛太郎)に事件の捜査情報を

逐一報告してくださいと言ってくるシーンがあったのですが、

誰が犯人なのかこの時点ではわからないので

刑事たちよりも先に犯人笠松にたどり着き、笠松の死で事件を終わらせようとしていたのでしょう。

私の推測、数が合わない最後の復讐は真犯人ではという読みはあたっていましたが

高岡が過去の事件の真犯人ということまではわかりませんでした( ̄▽ ̄;)