大国のエゴ

先日、温暖化の話をした時に、アメリカが自国のエネルギー確保と基幹産業を守る為に
京都議定書を拒否した事をカキコしましたが、今日またまたむかつく記事を発見しました。

米自然保護団体の生物多様性センターなどは、内務省の魚類野生生物局が部内の科学者らに対し、地球温暖化に関連した問題に関して国際会議に出席する場合は、安易な発言をしないとの誓約書提出を求める電子メールを配布していたと発表した。

同センターなどが入手したメールで同局は、気候変動、ホッキョクグマ（シロクマ）、海氷の問題が提起される可能性のある国際会議に出席する場合は、「政府の立場を理解し、これらの問題について勝手に話をしない」という趣旨の誓約書提出を要請した。メモは誓約書のひな型も添付しており、米政府代表団の中で誰がスポークスマン役を務めるのかなども明記を求めている。

ねっ？むかつくでしょ？(怒)
なんだかんだいっても結局アメリカは自分の事しか考えてない事がわかるっしょ。
アメリカでTOYOTAが躍進してるのだって、一般国民が燃費や環境に優しい車を求めている表れだっていう
報告があるくらいだし、ハリウッドの役者達がプリウスに乗ってるのだって、自分のイメージUPのためだけじゃ
ないと思うしさ。
でも政府と産業界はそんなの知ったこっちゃない。

「石油があるかぎり、どんどん使え！残りの石油を支配するぞ！！
もうかればいいんだ、環境がどうなろうと、小国が海に水没しようが関係ない！
シロクマ？動物園にいるだろう？？
氷河が消える？アメリカは飲み水の心配しなくていいから、どーでもいい。」
こんな感じだと思うよ(怒)

それに加えて中国の著しい躍進とともに問題化してきている環境汚染の数々。
日本に飛んで来る黄砂が増大したのは、環境汚染が一因とも言われてるくらいだしね。
これから中国は石油の消費が増大するでしょう。
それによってまた石油権益の争いが勃発。
アメリカ・ロシア・中国が中心軸となって、これからも火種が消える事はないな多分(涙)

そういうのもあって、爆弾発言やアメリカが不利になるような発言をさせたくない。
世界中の科学者達が非常に危惧している案件に対して、アメリカ政府は
自国の科学者達に箝口令を敷いたって事だよ。
逆にそうするって事は、アメリカ自身がやましい、やばいと思ってる事の裏返しだと思うけどね。

気付いてるんなら、ちっとは地球の事を考えてくれ～～！