JUN-Zの夜遊び日記

everybody needs somebody to love

悲鳴を聞け!

2006-10-26 19:55:16 | Check it out!!
今、全国各地で熊の出没が相次いでいる。
去年、一昨年よりひどいんじゃないの?
岐阜でもかなりの件数になってきているが、ほとんどが殺されてるのも事実。

親子連れの熊が出没した。
小熊は2頭だった。
一度は追い払ったが、また戻ってきたので駆除(射殺)した……。
駆除とか言うんじゃねぇ!!(怒) ちゃんと殺したって言えよ!!
殺したんだよ…小熊になんの罪がある?
とーぜん母熊も射殺だよ。
人間の世界なら「一家虐殺」って事になって大騒ぎだぜ?
熊だけじゃない。
狸やイタチ、サル、その他の野生動物達も里に下りてきて食べ物を捜している。
車に引かれてる狸を何度見た事か……。
原因は森に食べ物がないから。
じゃあなんで食べ物がないんだ?
これは間違いなく人間共の責任だとオイラは思う。
高度成長期に林野庁が杉とかを植林しまくったから、生態系が崩壊しつつあるんだよ。
生態系だけじゃない。
鉄砲水や洪水など治水崩壊もこれのせい。
花粉症だって、昔はなかったぜそんなもん。

杉に代表される針葉樹林は、住宅にはもってこいだが、高い所に枝を張るため、
地表に日光が届きにくくなってしまう。
そのため、雑草や花が育たず、痩せた土地になっちゃう。
草や花がなきゃ、虫は寄ってこないでしょ?
虫がいなきゃ、それを食べる動物達も寄ってこない…そうして痩せた森ができていく。

また、針葉樹林は枯葉を落とさないし、実も食べれない。
なので、広葉樹林みたいに、落ち葉により腐葉土ができ、微生物が棲み、ミミズが土を肥やし、
植物にとってありがたい肥沃な土地なんかできやしない。
しかも根が細く、浅い。保水能力がてんでダメ。
なので森が降った雨を貯える事ができず、洪水や土砂崩れなどが起きやすくなるんだよ。

じゃあなんでそんなものを植林しまくったのか。
答えは簡単。人間のため。それだけ。
あとの事なんか考えやしないんだよ、小役人どもは(怒)
自らの利益優先。自然が壊れようがなにしようがおかまいなし。
諫早湾、長良川河口堰……全て役人と工事業者の思うがまま。
要は利益優先。
環境アセスメントとか実施したって言っても、役所寄りの学者や知識人を集めてる。
泣けてくるね、マジで。
熊の悲鳴は、森の悲鳴でもあり、自然の悲鳴でもあるんだ。

軽井沢ではなるべく殺さないように頑張ってる。
麻酔銃で眠らせ、発信器をつけ、山奥に運んで、爆竹と犬で脅しながら解放する。
そうやって熊に人里が危険だという事を教えている。
また発信器の電波をチェックして、今熊がどこにいるか把握。
接近してきそうなら、花火等で追い払ってる。
頑張ってると思わね?
TVとかでも取り上げられてるから、見た人もいると思うが……。
でもなんで他の県ではしないの?
岐阜県はほとんど殺してる。
こういういい事例があるのになんでしねぇんだよ!!
人が襲われたから?襲われる危険があるから??
それは軽井沢も一緒でしょ。
めんどくせぇだけじゃないの??
そりゃ全部保護するのはまずいと思うよ。
日光の鹿みたいに大増殖したら逆にやばいしさ。
でもそのために狩猟期間ってあるんだし、ハンターもいるわけじゃん。
自然の事は自然にまかせた方がいいって言うけど、
人間がここまでひっかきまわしたら、そんな事言ってられないって思うのはオイラだけ?

ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、ニホンアシカ…絶滅させたのは日本人だって事を
肝に銘じてほしいって思うわ、マジでさっ。
あー…すげぇ政治家とか現れねぇかなぁ。
この日本を劇的に変えちゃうようなさ。
でもそういう人って、故ケネディ大統領やチェ・ゲバラみたいに抹殺されちゃうんだろうけど。

(小説)カイブシコリ~第5章

2006-10-25 19:37:26 | 小説
いつまでも木霊(こだま)する銃声……。
カイブシコリは全神経を聞こえてきた方向に集中させた。
決して抗う事のできない音。
微妙に震える四肢。
これが聞こえてきたという事は、何者かの命が絶たれたという事を理解していた。

普段なら一目散に逃げる。
反対方向に脇目もふらずに逃げる。
だが彼はそうはしなかった。
野生の勘がそう囁くのか、行かなきゃいけない…そう感じていた。
『なんだ?』-このまとわりつくような不安感は。
なにか自分の身に重大な事が起きているような錯覚さえしていた。
行ってみよう……カイブシコリはゆっくりと歩を進めだした。

「一度村に戻ろう。」-初老の男はそう言いながら、踵を返した。
「この熊はどうしますか?」
その問いに、当然だといった表情をしながらこう答える。
「村に運べ。向こうでちゃんと供養せねばな…。」
押し黙る皆。
その言葉に露骨に嫌悪感を示す者もいた。
無理も無い…すでに2人もの尊い命が犠牲になっているのだから。
だが、誰もその決定に口を挟もうとはしなかった。
なぜなら初老の男の目には、有無も言わさない無言の圧力が備わっていたし、
なにより、この男の言葉は絶対だからだ。
「よし……行くぞ。」

カイブシコリは歩を進めるたびに、どんどん不安にかき立てられていた。
「なんなんだ、いったい!」
食物をいくらか口にしたとはいえ、この巨体を満たすにはほど遠い。
時折、体が不自然にぐらつきながらも、すでに尾根を一つ越えていた。
「もうすぐだよっ、もうすぐっ」-頭上でオナガが囁く。
一瞬だが、きな臭い匂いが微かに鼻の前を通り過ぎていった気がした。
錯覚?
我に返った事で、カイブシコリはここまで来てようやくある事実に気付いた。
歩くのに夢中で、殺されたのが同類だと気が付かなかったのだ。
草や花の倒れ方、そしてこの足跡……明らかに熊であった。
ふと見ると、木の幹に爪の跡がある。あまり大きくはないな…。
「ちっ、なんで俺は……。」
ほぞを噛みながら、自分の今している行為に嫌気がさしていた。
-なにをやってんだ俺は!この先には殺害現場があるのみ。
そんな所に行ってどうするつもりなんだよ!
しかもまだ人間の奴らはいるかもしれないってのに!!-
だが一方では、この得体の知れない嫌悪感を払拭するには行かねばならないと
心の奥底でなにかが囁いている。

カイブシコリはふと立ち止まった。
いつのまにか陽は落ち、晩秋の冷たい風がざわざわと木々をゆらしている。
巨大な物体が立ち止まった事で、暗がりに潜んでいた虫達が
精一杯のラブソングを奏ではじめた。
「月は出てないか。」
なにやら心が和んだ。
この土地々々こそ我らの生活の場。
この全てが我らの縄張りなのだ。

ホーホー……。
いつのまにか一羽のフクロウが視線の先にいる。
「お前はどこから来て、どこへ行こうとしているのじゃ。」
「……俺にもよくわからん。」-カイブシコリはかぶりを振った。
「知床に向かおうとしてはいるが、凄く気になる事があってな。」
フクロウはその大きな目を一瞬細めた。
まるでカイブシコリの心の奥底まで覗こうとするかのように。
カイブシコリは聞いた。
「なにか見えるかい?」
一瞬の間ののち、フクロウは言った。
「……お前は珍しい生き物じゃな。ほんと……珍しい。」
「ん?なに言ってる。熊がそんなに珍しいか?見た感じ相当年寄りっぽいが。」
「違う。そんな事を言ってるのではないわい。
お前のように心が多彩な生き物は、ここんとこしばらくお目にかかれなかったのでな。」
カイブシコリは呆気にとられた。思わず口元に笑みが浮かんだほどだ。
「それって褒めてんのか?だとしたら素直に受け取っておくが。」
「…心が多彩なゆえに、翻弄され、傷つき、ボロボロになってしまうものなんじゃ。」
「褒めてねぇじゃん…まぁいいや。じゃあ先を急ぐんでな。」
歩きだそうとするカイブシコリの前で、フクロウは翼を広げた。
「しばし待つのじゃ。」
「なんだよいったい…。」
「お前さんにはこの先苦難が待ち受けてるやもしれん。だが、足掻くのじゃ。
足掻いてこそ、報われる事もある。」
「へっ、よくわかんないな。明日を生き延びるので精一杯なんだよこっちは。」
ホーホー…一段と強く鳴いた。
「わからんか?そのうち儂の言った事がわかるようになる。
だが……しかし、うーむ実に惜しいのう。」
フクロウは目を閉じた。
「……まぁ、忠告ありがとさん。じいさんも熊の世話してないで自分の事しっかりとな。」
背後に遠ざかるフクロウがまた鳴いた。
ホーホー……足掻くのぢゃ……。

2つ目の尾根を越えた。
どうやら近いな……森がざわついている。
ここからは慎重に行かねばならない……。
今できる最大限の注意を払いながら、ゆっくりと歩きだした。

つづく

(小説)カイブシコリ~ここまでのあらすじ

2006-10-24 19:45:32 | 小説
最近、あの小説はどうなった?もう書かないの?とか言われるので
再開したいと思います(^^;)
すでにラストまで頭の中には入ってるんだけど、なかなか書く気力がさww
とりあえずだいぶ間が空いたので、今日はここまでのあらすじを書きます。

北海道のとある場所。
1頭のヒグマがいた。
名はカイブシコリ…本編の主人公である。
異常気象や宅地開発により棲む所が狭められ、森の恵みも絶たれた今、
飢えをしのぎ、安住の地を求めて旅を始める。
向かう先は知床-野生動物達の楽園だ。
恋人であるアンヌイリは一足先に旅立っていた。

旅の途中、嫌な噂を耳にする。
人食いのヒグマが出たらしい。奴しかいない。
ガンゼムイという雄のヒグマの仕業であった。

瞳に妖しい光を放つ狐との出会い、そしてカイブシコリはある選択をせまられる。

その頃、人里では2人目の犠牲者が出ていた。
子供である。
初老の男を先頭に男達は山へと向かう。
これ以上犠牲者をださないために。

息を飲む森。
絶叫にも似た銃声が山々に響きわたった。
歓喜に沸く男達。
が、仕留めたヒグマは人食いではなかった。

こだまする銃声を聞き、総毛立つカイブシコリ。
全身を包んでいく嫌悪感と恐怖…そして予感。

こんな感じでわかるかな?(^^;)
明日はちゃんとこの続きから書きます!!
おそらくあと2回か3回でこの物語は終焉を迎えます。
みんながなにか感じとってくれれば幸いです(汗)

あ!ちなみに、次の小説の構想もほぼできあがってます。
今度はブラック・コメディー&ホラーって感じかな(笑)
もっと短編になるでしょう…多分(^^;)

カモン!テキーラ!!

2006-10-23 21:29:10 | Check it out!!
さて…今週も幕が開けたね。
長い1週間になりそうだ。
仕事もなにげに忙しい?し、色々と週末に向けて準備しなきゃいけない事が山積み(-_-;)

時にナカツはちゃんと準備してるんだろうか?
昨日久々にメールが来たと思ったら、テキーラの種類を聞いてきた(笑)
「クエルボとマリアッチってどっちがいいんですか?」
ばっかもーん!!
地球が砕け散ってもマリアッチに決まってんだろうが!(怒)
ここ3年程日本に輸入禁止になっていた、ある意味幻のテキーラ。
オイラはテキーラの中で一番うまいと思う。
……ん?、テキーラがうまい?(@_@;)
いかん、感覚がおかしくなってきとる(-_-;)
輸入禁止になった時、店に残った最後の1本をみんなで回し飲みした事が記憶に新しい。

んが!、去年だったと思うけど、偶然酒屋で発見したんだよね!!
「あれっ!なんでマリアッチここにあるの??(汗)」
「 輸入再開したみたいですよ~。」
嬉しさのあまり、頬ずりしたくなったのは言うまでもないw

だって、それ以外のテキーラの味で、なんとかいけるのってクエルボ・ゴールドくらいでしょ。
あとはてんでダメ(-_-;)
少しでも美味しいって感じがまったくしないからね(T_T)
まぁ罰ゲームで飲むんだから、美味くなくてもいいんだけど(笑)

そういやなんでダーツとテキーラはセットになってるんでしょう?
ダーツブームが起きた場所、横浜に原因があると思うんだよねぇ。
関内・石川町・本牧…横須賀まで、どこもかしこもテキーラ!!
それこそ◯成年も…(^^;)
その横浜、昔なんか01ゲームはダブルイン・ダブルアウトが普通だったから、
そりゃもう大変ですわ(汗)
最悪、スタートできるまでテキーラだったし(涙)
ゲームにならないっての~~マジで。
しかも岐阜みたいに100円分テキーラなんて優しいものは無かったからね。
常に表面張力!!なみなみテキーラ!!
へたすりゃトールサイズになみなみだっての~~。
だからだと思うけど、ダブルイン・ダブルアウトは全然プレッシャー感じない(^^)v

ちなみに岐阜に来る前、キャノンで送別会やってくれたんだけど、
ミヤザキさんがオイラに差し出す1本のボトル。
テキーラですが、これがなにか?
「ジュンさんラベル見てよっ。」
げげっ!!(@_@;)
マジックではっきりとオイラ専用になっとるじゃないか!!(涙)
これが普通の世界ですから向こうは(^^;)

この間の名古屋大会でD-skと話してた時に、本牧がホームって言ったら、
本牧のテキーラ攻撃はマジでやばい!!って言ってたからね(^^;)
でも大阪も似たような感じがする。
ANTZに行くとテキーラばっか飲んでるもんww
ていうか、岐阜でもオイラがテキーラ大好きという噂が飛び交ってるのはなぜ?(^^;)
確かによく飲んでますが、それには理由があるのだ!
横浜では昔っから、テキーラを飲まないと「チキン野郎!」の烙印を押されてしまうのです。
負けず嫌いなオイラがそんな事言わせるわけがないじゃない?(笑)
なのでぐびぐび飲んでマーライオン…(-_-;)
くぴくぴ飲んで撃沈…(-_-)
ごくごく飲んで死亡…(T_T)
てなはめに陥るわけですなこれが(^^;)
最近はさすがにどうでもよくなって、周りがギャーギャーわめこうが何言おうが、
「なに?チキン??。はい、私はチキンですがなにか?」
と言って開き直る事にしてますがね。
あとはテキーラ飲んだほうが周りが盛り上がるじゃん??(^^;)
自分の身を犠牲にしてまで、盛り上げようとするオイラ…素敵ですww

うーむ…しかし一体、誰がテキーラを罰符に使うようにしやがったんだ?(笑)

やるっきゃねぇべ!

2006-10-22 14:42:10 | Darts
昨日は「ブログには書けない事をぶっちゃけはっちゃけようの会(飲み)」だったが、
メンバーが集まらず、結局普通の飲み&ダーツに。
まぁ急遽決まった事だったから、しょうがないけどね。

ではなぜその会を開催しようとしたのか?
岐阜ダーツ界の重鎮…惡代官ことトッチさんの生活が著しく変化し、
これからなかなか会えなくなるからなのです(T_T)
この男はほんとすげぇぜ!
当初岐阜に来た時、こんな男がいるとは思ってなかったからなぁ(失礼)
口は悪いが、面倒見いいし、周りに気を配ってる。
ちょろっと優しい言葉なんかをたまに言ったりしやがるから、モテ…
…今は大丈夫だよジュンナちゃん(^^;)

そんなこんなで知り合ってからもう2年半……。
横浜のオイラのホームバー「キャノンボール」にも行ったなぁ。
多分そこで初めてジュンナちゃんと喋ったかな?
惡代官うまい事やりやがったな!って思ったもんだ(笑)

ここ最近は週末必ずといっていいほど一緒に遊んでた。
でも常に一緒に絡んでるってわけでもない。
同じ空間にいて、その時間を共有してるだけの時の方が多いかも。
それでもいいんだよ、多分惡代官も同じような感じだと思う。
いるだけで嬉しいもんなんだよね、そんな雰囲気。
あんまり褒めても、なんの見返りもないだろうからもうやめとこ(笑)

てなわけで、惡代官とジュンナちゃんを拾って、マモズへ。
早速、マモズ・オムライス大盛りを頼み、乾杯!!
ジュンナちゃんとメドレー。
この子もうまいから、真剣にやらないと(汗)
続いて、吉宗さんとメドメド。
うーむ、なぜに入らなくなるのぢゃ(-_-;)
惡代官&スノーさんペア対オイラ&ジュンナちゃんのJJペアによるテキーラマッチ。
連勝したけど、勝つまで辞めないのが惡代官!
怒りのダーツをかまされ結局飲まされた(^^;)

そんな時、奴がやってきた!……A吉である。
神戸での出張を終え、岐阜に着いたのが夜10時半。
お疲れの所、惡代官に会いたいがために関まで来やがった!
お前はいい奴だ……。

だいきっつぁんとメドるオイラ。
怒濤のまくりをくらって玉砕するオイラ。
うーむ、まぁしょうがない(汗)
いい時と悪い時の差が激しすぎるな相変わらず。
元々集中力が続かないってのもあるけど(^^;)

惡代官&だいきっつぁん対オイラ&A吉によるテキーラマッチ。
なかなか好試合だったけど、最後は力負けかな(-_-;)
A吉、1.75はいくらなんでも(笑)
最後のテキーラを飲み、計3杯で終わった事がある意味奇跡だなw
マモさんにも言われたし。
「今日は少なめですねぇ!」
スノーさんにも言われた。
「テキーラは外せないっすねぇ!」
……………(-_-;)
オ・イ・ラはテキーラなんてだいっきらいぢゃあ!!…でも飲むけど(笑)

帰りの車中、惡代官にいい言葉がかけられないオイラ。
なんか照れくさいのである。
まぁでも、今度は名古屋での再会を約束した。
そこでぶっちゃけの会を開催するしかねぇべ!!!
こっちでも会えると思うけどさっ。
と、いうわけで頑張れ惡代官!!フレーフレー惡代官!!!
なんかくれ(笑)