のんびり茶屋

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モンスターワールド コンプリートコレクション

2007-03-18 22:47:27 | 紹介・感想・レヴュー

参考 http://ages.sega.jp/vol29/

日々の雑記の方でも同じ事書きましたけど、ここでも。

西川がこの作品シリーズをどれほど愛しているかというと
シリーズでアーケード版のものは基盤を買い占め、
オリジナル創作オンリーの活動方針の創作活動で、
唯一の二次創作同人誌(データベース本)までやったほどの
思い入れっぷりなのでして、
それが今回、シリーズ全作品が完全移植で収録、
しかもシリーズ化の原動力となった
『ワンダーボーイ モンスターランド』は
今回初めて改題等なしでのマトモな移植という快挙な訳なのです。

いや、本編はもちろんマニュアルといい
併録の資料といいよくまとめてます。
まさか海外マスターシステム版のMWⅢや
SG-1000版のワンダーボーイまで入っているとは…。
期待を裏切らない仕事ぶりに安心。

MWⅡと海外版MWⅢはパスワードをこまめに残しているので
好きなシーンから再開できますよ、うへへ。

なもんで一番思い入れのあるビデオゲームはどれ?
と聞かれれば割と迷わずこのシリーズと答えられるほどなので
ファンとしては、やるからには徹底的にいいものを出して欲しい、
と思っていた訳ですが、いい仕事してます。

海外版やセガ名義でリリースされた移植版も収録。

海外マスターシステム版モンスターワールドが
国内機で動かしたバージョンだけしかなかったり
海外アーケードのワンダーボーイデラックスが入っていないなど
抜けはあり完全ではないが
まぁ、大した問題ではないです。

各機種版すべてにサウンドテストもあり。
収録漏れやノイズ混入で涙を見た
モンスターランドのサントラのくやしさもこれで解消。
家庭用版はパッケージ、カートリッジラベル、マニュアルも収録。
セガマークⅢ版はパッケージ天地が未収録だったり細かい穴も。

当時の資料やBGM譜面も収録。
当時のゲームにして譜面からデータを起こしていたのか…意外。

しかしインストラクションカードは収録されず。なぜだ。

リプレイデータ収録は素直にうれしい。
当時のゲームセンター(今もか?)は
みんなで持っているテクニックを見せ合って
攻略のヒントにしたものですが
それを素直に思い出す感じ。

ゆえにモンスターレアのリプレイがないのが残念。
あの超高難易度でのノーミスプレイはぜひ見たいのですが…。

マニュアルには裏話などもたっぷり収録されてます。

…と、やり込み派、コレクション派、設定派と
多くのファンを納得させるボリュームで
まさにコンプリートコレクションといえるデキとなっています。

コピープロテクトのバッテリ式RAMの関係で
MAMEですら十分な再現ができなかったモンスターランドが
20年越しでやっと完全再現、というのが心からうれしい。

モンスターワールド4のメニューの"???"。
クリアしたら資料集が見れるようになるそうです。

…そしてサウンドトラックCDが同時発売されていました。
未収録曲が入ってるだけでも感激なのに
とってもステキなアレンジバージョンも入ってました。

ゲーム音楽のアレンジバージョンって基本は嫌いなんだけど
これのMWⅡのエンディング(スタッフロールの前に流れる曲)の
ギターアレンジはつたないながらもすごくよかった。

ちなみにモンスターワールドのサントラなので
モンスターワールドシリーズではない
ワンダーボーイシリーズの曲は未収録です。

アーケード版ワンダーボーイ3部作のサントラが
3年位前にサイトロンから『セガ アーケード 80's Vol.2』として出てるので
これがあれば全シリーズのサントラが揃うことになります。

ちなみにモンスターランドは
サイトロンの方にも収録されているけど
収録漏れ曲があります。

あぁ、それにしてもいい時代になったなぁ。
未だにワンダーボーイ関連のBGMが
全曲CD化したなんて信じられないほど。

今となってはなんでそう思ったのかはよくわからないけれど
当時ゲーム音楽が素晴らしいと感じた初めてのゲームが
『ワンダーボーイⅢ モンスターレア』だったので
個人的にはすんげぇ感慨深いものがあります。

あ、あともうひとつ、
サイトロンのサントラが出た後で
懐かしゲーム系のCD-BOXが出て
それにもモンスターランドが入ってたハズなんだけど
商品名が思い出せない…。
誰か知ってたら情報ください。

追記:
自己解決した。
『GAME SOUND LEGEND SERIES「LEGEND OF GAME MUSIC 2~PLATINUM BOX~」』
のディスク2でした。
収録曲は『セガ アーケード 80's Vol.2』と同じっぽい。


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しゃべれども しゃべれども ~劇団カプチーノ

2005-10-10 23:56:57 | 紹介・感想・レヴュー
劇団カプチーノ
しゃべれども しゃべれども
10月10日13時開演分

我が劇団、主流団
マスコットキャラ「劇団主流団くん」
彼が生まれるキッカケとなったのは
この公演『しゃべれども しゃべれども』のチラシを
はいてっくくねくね様『サンクチュアリ・サラダ』の
パンフに挟み込む時に
私とカプチーノさんのとーま由花様とくねくね様の制作様との
他愛ない会話からだったのでした。

ちなみにカプチーノさんのマスコットキャラはカプチーヌとの事。
なんか納得。

これはご縁だ、と観劇に行ったのですが、
演劇をほんの少しでも知っている人なら、とつけつつも
すんごくよく出来た舞台でした。

あの役者の顔、簡単に出来るもんじゃないでしょう、と。
安定した高クオリティを維持してるだけでヤバいのに
全体のバランスもなめらか、丁寧、
でもビートは決して死んでいない。

よくも悪くも正当な演劇の創り方なので
演劇を知らない人に対しては
鑑賞へのハードルをつくりますが
そんな事はもう関係ないです。

参りました。そんな感じでした。

そして、元劇団ミトスの佐藤愛様、
関係者だとは伺っていましたが
役者で出られるとは思いませんでした。
(ちゃんとDMやパンフに目を通せ、俺。)
舞台に佐藤さんが出たときは
本気でたまげましたよ!

最後に、すげぇ嬉しかったのは
とーま由花さんが
あの瞬間しか会っていない俺を
覚えていたことです。
本当にありがとうございます。


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