のんびり茶屋

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ゾイドワイルドZERO総評

2021-07-28 11:27:21 | 紹介・感想・レヴュー

ゾイドワイルドゼロ。
言いたい事は大体Twitterでつぶやいたのですが
自分の為の記録としてまとめておきたいなぁ、と。
以下完全に箇条書きの散文ですが。

放送当時のTwitterまとめはこちら
(gooブログにURL貼れなくなったので

TwitterトップにこのURLを加えてください)
/i/events/1317449486994604032

●株主総会で打ち切り話がというニュースを見て気になって
前作(ゾイドワイルド無印)のラストから
そのまま続けてゾイドワイルドゼロを観だすも
劇中のゾイドのスケールを大胆に変えたの凄くって、
(1/35からざっくり1/72くらいになってる)
それがずっと気になって観続けてたら
細かい演出の上手さに魅せられて
どっぷりはまってしまいました。

●例えば21話『時を超えた記憶』の無茶っぷりが気持ちいい。
理屈で考えると細かい所が無茶だらけな内容なのに
そんな事を吹き飛ばす良い"空気"があった。
『太陽の牙ダグラム』で銃を持ってるはずなのに
両手で髪を整えるラコックと同じ雰囲気。
強いてこの回でもったいないと思ったのは
アイセル(ラプトリア)がジャミンガ相手でしか圧勝できないからって
ジャミンガだけだったのは物足りなかった位。

●ふんわりした部分は突き詰めずにふんわりしたままで
だまし通せてる演出が統一感あって素敵。
なんでも設定ガチガチにすればいいってもんじゃない。
例えば身長の2倍くらいある高さのコクピットから
普通にスッと飛び降りる演出とか確信犯よね。

●限られたリソースの中で何を残すかが凄くブレなかった印象。
制作進行苦しそうなカットがいくつも見受けられたけれど
それでも話の醸し出す空気感は一定に保たれていた。

●設定方面では登場人物達の体形の振れ幅を
ものすごく控えめに中性的にしているのは意図的っぽいのよね。
個人的にはここも好意的に受け取ってる。
アイセルが1回アニメキャラのテンプレート的体型で描かれたけれど
それ以降は安定したので意識してるぽい。
ボルコフのがっしり感もやりすぎてなくて良かった。

●あと恋愛要素がないのもとても良かった。
それでいて信頼や愛はしっかり描かれているのが良くって。
なので最終回ラストのディアスとシェリーの結婚をせかすシーンも
観ててとてもさわやかなの。良き。

●放送時期は真冬なのに
真夏イメージのビジュアルの2番目のEDが
すげぇ夏って感じで違和感ないのよかったし凄いと思う。

●この文章、ずっと下書きでまとめきれなかったのだけど
やっと書き上げられたのはこのtweetを見て。
(同じくTwitterトップにこのURLを足してください)
/zoids_official/status/1418050709598052355?s=20

世界観的にありえないサービスショットなんだけど
その中でもキャラクターの格好にいやらしさというか
悪意というかそういうのがないのが凄く嬉しくって。


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