日本シャンチー協会は、11月12日から中国・広州市で開催される第16回アジア競技大会に出場するシャンチー(中国象棋)日本代表選手を次のとおり決定しました。
男子:所司和晴(千葉県習志野市)
女子:池田彩歌(広島県福山市)
シャンチーが「オリンピックのアジア版」といわれるアジア競技大会の正式種目に採用されるのは今回が初めてです。「シャンチーをオリンピック種目に」という世界のシャンチー関係者の夢は、その実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。
今回のアジア競技大会では42競技476種目が実施されます。シャンチーはチェス・囲碁と共に「CHESS(中国語では“棋類”)」競技の中の一種目として位置づけられています。「CHESS」競技自体は前回2006年のドーハ大会でもチェスのみが実施されており、今回そこにシャンチー・囲碁が新たな種目として加わったということになります。
アジアオリンピック評議会(OCA)霍震霆副会長(中国香港)も、アジアシャンチー連合会会長、世界シャンチー連合会主席としての立場から、シャンチーの正式種目採用に向けて大きな力を発揮しました。シャンチー、囲碁が正式種目として採用されるにあたっては、アジア競技大会を単に「ミニオリンピック」とするだけでなく、よりアジア的特色を持ったものにしたいというOCAの明確な意思が込められています。
世界におけるシャンチー、チェス、囲碁3種目の競技人口を合わせれば優に10億人を超えます。今アジア競技大会中、世界で最も多くの競技人口を擁する競技といえるでしょう。「CHESS(棋類)」がアジア競技大会の競技種目として定着すれば、国際スポーツ界において「マインドスポーツ」がその重要な一角を占めることになります。また国内においても「マインドスポーツ」がスポーツとして正当な地位を獲得する一歩になることは間違いありません。
シャンチーは11月13日~19日の7日間にわたって、男女とも個人戦が行われます。
所司和晴選手はかつて世界選手権ノンチャイニーズの部で3度優勝して世界シャンチー連合会(WXF)から「フェデレーションマスター」の称号を授与されました。過去の国際試合において中華台北、中国香港のトップ選手を破った実績もあり、その名の中国語読みである「スオスー・ホーチン」の名は国際的にも知られています。
池田彩歌選手は、日本シャンチー協会が公募した「シャンチートップアスリート育成プログラム」の第1期生で、シャンチーを始めてわずか一年で代表の座を射止めたシンデレラガールです。トップアスリート育成プログラムでは、プレーヤーに年間500時間以上のトレーニングと研修会への参加を義務付けています。池田選手は毎月広島県から上京して男子選手に混じってトレーニングを重ねるほか、中国で行われた国際オープン戦に所司選手と共に参加して実戦経験を積んでいます。
所司・池田両選手は「日本代表」としての誇りと責任を胸に、中国・ベトナム系プレーヤーに席巻されている世界のシャンチー界に風穴を空けるべく日々精進を重ねています。全国20万シャンチーファンの皆様の熱い声援をお願いいたします。
大会シンボルマーク(会徽)とマスコット(吉祥物)をご紹介します。
http://www.gz2010.cn/special/0078001G/xxjg.html">
◎大会シンボルマーク
シンボルマークは、広州市のシンボルでもある「五羊の石像」(羊に乗った五人の仙人が広州の地域に降りてきて、豊穣のシンボルであった黄金の稲穂と五匹の羊を残し、再び天に昇っていったという故事にちなむ。広州が「羊城」とも呼ばれるのはこのため)の形をたいまつに見立てたものです。
◎大会マスコット
マスコットは5匹の羊「楽羊羊(ルー・ヤンヤン)」。マスコットが5匹(5人?)もいるのは「アジア競技大会史上最多」だそうです。5匹の羊はもちろん「五羊」の伝説にちなんでいます。
日本シャンチー協会では「トップアスリート育成プログラム」参加希望者を募集しています。あなたも来年の世界選手権日本代表選手を目指しませんか?
http://blog.goo.ne.jp/jxiangqi/e/aa0415c02103c3fe93bf20d5d20e890e
「トップアスリート育成プログラム」説明会を下記の日程で行います。ご希望の方は事前にメールでご連絡ください。
今後の説明会の予定…10月20日(水)午後6時半から(1時間程度)
会場…東京・中野区「なかのZERO」西館学習室
男子:所司和晴(千葉県習志野市)
女子:池田彩歌(広島県福山市)
シャンチーが「オリンピックのアジア版」といわれるアジア競技大会の正式種目に採用されるのは今回が初めてです。「シャンチーをオリンピック種目に」という世界のシャンチー関係者の夢は、その実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。
今回のアジア競技大会では42競技476種目が実施されます。シャンチーはチェス・囲碁と共に「CHESS(中国語では“棋類”)」競技の中の一種目として位置づけられています。「CHESS」競技自体は前回2006年のドーハ大会でもチェスのみが実施されており、今回そこにシャンチー・囲碁が新たな種目として加わったということになります。
アジアオリンピック評議会(OCA)霍震霆副会長(中国香港)も、アジアシャンチー連合会会長、世界シャンチー連合会主席としての立場から、シャンチーの正式種目採用に向けて大きな力を発揮しました。シャンチー、囲碁が正式種目として採用されるにあたっては、アジア競技大会を単に「ミニオリンピック」とするだけでなく、よりアジア的特色を持ったものにしたいというOCAの明確な意思が込められています。
世界におけるシャンチー、チェス、囲碁3種目の競技人口を合わせれば優に10億人を超えます。今アジア競技大会中、世界で最も多くの競技人口を擁する競技といえるでしょう。「CHESS(棋類)」がアジア競技大会の競技種目として定着すれば、国際スポーツ界において「マインドスポーツ」がその重要な一角を占めることになります。また国内においても「マインドスポーツ」がスポーツとして正当な地位を獲得する一歩になることは間違いありません。
シャンチーは11月13日~19日の7日間にわたって、男女とも個人戦が行われます。
所司和晴選手はかつて世界選手権ノンチャイニーズの部で3度優勝して世界シャンチー連合会(WXF)から「フェデレーションマスター」の称号を授与されました。過去の国際試合において中華台北、中国香港のトップ選手を破った実績もあり、その名の中国語読みである「スオスー・ホーチン」の名は国際的にも知られています。
池田彩歌選手は、日本シャンチー協会が公募した「シャンチートップアスリート育成プログラム」の第1期生で、シャンチーを始めてわずか一年で代表の座を射止めたシンデレラガールです。トップアスリート育成プログラムでは、プレーヤーに年間500時間以上のトレーニングと研修会への参加を義務付けています。池田選手は毎月広島県から上京して男子選手に混じってトレーニングを重ねるほか、中国で行われた国際オープン戦に所司選手と共に参加して実戦経験を積んでいます。
所司・池田両選手は「日本代表」としての誇りと責任を胸に、中国・ベトナム系プレーヤーに席巻されている世界のシャンチー界に風穴を空けるべく日々精進を重ねています。全国20万シャンチーファンの皆様の熱い声援をお願いいたします。
大会シンボルマーク(会徽)とマスコット(吉祥物)をご紹介します。
http://www.gz2010.cn/special/0078001G/xxjg.html">
◎大会シンボルマーク
シンボルマークは、広州市のシンボルでもある「五羊の石像」(羊に乗った五人の仙人が広州の地域に降りてきて、豊穣のシンボルであった黄金の稲穂と五匹の羊を残し、再び天に昇っていったという故事にちなむ。広州が「羊城」とも呼ばれるのはこのため)の形をたいまつに見立てたものです。
◎大会マスコット
マスコットは5匹の羊「楽羊羊(ルー・ヤンヤン)」。マスコットが5匹(5人?)もいるのは「アジア競技大会史上最多」だそうです。5匹の羊はもちろん「五羊」の伝説にちなんでいます。
日本シャンチー協会では「トップアスリート育成プログラム」参加希望者を募集しています。あなたも来年の世界選手権日本代表選手を目指しませんか?
http://blog.goo.ne.jp/jxiangqi/e/aa0415c02103c3fe93bf20d5d20e890e
「トップアスリート育成プログラム」説明会を下記の日程で行います。ご希望の方は事前にメールでご連絡ください。
今後の説明会の予定…10月20日(水)午後6時半から(1時間程度)
会場…東京・中野区「なかのZERO」西館学習室