シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

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全国選抜シャンチー(中国象棋)トーナメントは、黄雅輝が初優勝

2014-07-22 | 国内トーナメント
7月20日・21日、東京・目黒区民センターで行われた“日中学院倉石記念杯”第20回全国選抜シャンチー(中国象棋)トーナメントは、黄雅輝(こう・まさき)選手が決勝戦でアジア大師・山崎秀夫選手を下して優勝しました。

21日は、前日に引き続き後半の第5-7ラウンドが行われました。

戦況

◆第5R
単独トップの黄雅輝は所司和晴に勝って5連勝、決勝進出を決める。所司とともに黄を1ポイント差で追っていて岡田蒸も服部亜光に敗れて一歩後退。佐藤僚介を破った山崎秀夫も服部とともに8ポイントとなり決勝進出の可能性が浮上した。

◆第6R
ここまで8ポイントの山崎、服部、7ポイントの岡田、所司、田口福夫に決勝進出の可能性があったが、服部が黄に敗れたため、所司を下した山崎が決勝進出を決めた。3位決定戦は岡田を下した田口と服部で行われることに。

◆第7R
決勝戦は第6ラウンドまで全勝で突っ走った黄雅輝と、初戦で敗れながらもその後5連勝した山崎秀夫の間で行われた。和(引き分け)なら規程により暫定1位の黄の優勝となるため、山崎はどうしても勝たなければならないところだったが、黒番で勝つのはやはり難しく、結果は和、黄のセンバツトーナメント初優勝が決まった。3位決定戦は服部が2014日本選手権者・田口を下した。


黄雅輝選手は1月の日本リーグに続く優勝で、2大タイトルを手中にしました。終わってみれば、6位までのうち中国・ベトナム出身者が5人を占め、純国産選手の入賞は所司選手だけという、全日本選手権と同じ構図となりました。

◆入賞者
優勝:黄雅輝(群馬)、2位:山崎秀夫(神奈川)、3位:服部亜光(埼玉)、4位:田口福夫(長野)、5位:所司和晴(千葉)、6位:徐光亜(千葉)


優勝・黄雅輝選手


2位・山崎秀夫選手


3位・服部亜光選手


4位・田口福夫選手


5位・所司和晴選手


佐藤僚介選手(千葉県立八千代東高1年)


佐藤颯選手(弘前大学附属中3年)


山家愛美選手(トップアスリート育成プログラム2期生)


中村千鶴選手(トップアスリート育成プログラム4期生)


第6ラウンドを終わっての成績表


決勝戦を見守る小熊理事長


入賞者たち











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