シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

シャンチー(象棋)に関するニュースを(一社)全日本シャンチー連合会がお届けします。

シャンチー(中国象棋)の快速トーナメント、A級楊帆、B級中村千鶴が優勝

2015-12-14 | 国内トーナメント
第20回快速シャンチー(中国象棋)トーナメントは、12月13日、東京・目黒区民センターに24名が参加して開催され、A級は楊帆選手、B級は中村千鶴選手が優勝しました。

この快速トーナメントは、持ち時間10分+5秒のフィッシャーモード、1日で7局指すハードなトーナメントです。組み合わせハンディキャップ方式により、レイティング200差ごとに2ポイント(1勝分)のハンディを付けて組み合わせを行うため、上位者が星のつぶし合いを演じ、レイティング下位者でもベストパフォーマンスを発揮すれば入賞のチャンスがあるというユニークなトーナメントです。

A級はラウンド毎にトップが入れ替わる大混戦でしたが、第6ラウンドでトップに立った楊帆選手が第7ラウンドも制して優勝。2位は最終戦で服部亜光選手を破った石田乾(いしだ・けん)選手(埼玉・三郷市立彦成中2年)、3位は所司和晴選手でした。

B級は第3ラウンドで単独トップに立った中村千鶴選手が第5ラウンドまで5連勝、2ラウンドを残して早々と優勝を決めました。2位は後半4連勝と追い込んだ山家愛美選手。出場者中レイティング最下位の荒木知宏選手が3位に滑り込みましたが、このトーナメントの特性がいかんなく発揮されたものといえます。

B級では、昨年に続いて、トップアスリート育成プログラム出身の女子選手が1・2位を占めました。日本シャンチー協会では「シャンチー・トップアスリート育成プログラム」7期生を募集中です。12月23日(祝)に説明会を開催しますので、興味のある方はぜひご参加ください。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/jxiangqi/e/21e42b03503502c03ab8f6b2741ee374


A級優勝・楊帆選手


A級2位・石田乾選手


B級優勝・中村千鶴選手


B級3位・荒木知宏選手(左)


山家、中村、小熊理事長をはさんで楊、石田、所司の各選手











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