シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

シャンチー(象棋)に関するニュースを(一社)全日本シャンチー連合会がお届けします。

第15回快速シャンチー(中国象棋)トーナメント

2010-10-17 | 国内トーナメント
“戸川理事長杯”第15回快速シャンチー(中国象棋)トーナメントが、10月17日、16人のプレーヤーが参加して東京・「なかのZERO」で開催され、A級では韓岳選手が、B級では熊野和伸選手が優勝しました。

このトーナメントはさまざまな実験的な方法を大胆に試みることを目的の一つとしています。今回は持ち時間10分・1手ごとに10秒加算のフィッシャーモードが昨年に続いて採用されたほか、タイブレーク(同ポイント者の順位決定方法)方式として、このトーナメントでは初めて「累進分」(各ラウンドのポイントの総和)が導入されました。さらには競技者自身がカルテに結果及びポイントを記入して、運営専従者なしで競技運営を行うなど、このトーナメントならではの方法が採られました。

このトーナメントでは、1996年の創設当初から「組み合わせハンディキャップ方式」(組み合わせの際にレイティング200点差ごとに2ポイント(1勝)のハンディを付ける方法)が採用されています。最後の成績計算の際にはこのハンディが取り消されるため、レイティング下位者でも上位入賞のチャンスのあるシステムとなっています。

スイス式7回戦を行った結果、入賞者が次のとおり決まりました。
A級:優勝-韓岳、2位-黄雅輝、3位-服部亜光
B級:優勝-熊野和伸、2位-曽根敏彦、3位-山田光紀


一日7ラウンドのハードな戦い


A級入賞者(左から黄、韓、佐久間副理事長をはさんで服部の各選手)


B級入賞者(左から曽根、熊野、佐久間副理事長をはさんで山田の各選手)


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jxiangqi@hotmail.com
今後の説明会の予定…12月8日(水)、15日(水)午後6時半から(1時間程度)
会場…東京・中野区「なかのZERO」西館学習室
http://www.nices.jp/access/zero.html






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