俺がまだニュージーランドの牧場で働いてた頃、親子の牛を移動させる作業があってね。
でも牛って、なかなか動かないんですよ。
だから可哀想かもしれないけど子牛を囮にするんです。
トラクターの後部に特設された鉄格子の中に子牛を入れて。
母牛は自分の子供が連れ去られると勘違いして追いかけてくるんです。
そりゃ~もう顔を真っ赤っかにして…実際は真っ赤じゃないんですが。
ある日のこと、またその作業が行なわれることになりまして。
運転免許の無い俺は勿論、鉄格子の中で子牛と一緒。
母牛は凄い形相で大地を前足で二三蹴りつつ追いかけて来るわけです。
でもトラクターの方が早いからと安心してた…その時でした。
トラクターがエンストw
迫り来て頭をグルングルン回転させながら突進して来る母牛。
やべぇ…以外の言葉が見つかりません。
次の瞬間…気がつくと母牛の鼻息と鼻水が俺に顔射。
鉄格子はヒン曲がってるし、さらに大地を蹴って鉄格子をブッ壊そうとしてるしで。
流石にマズいかと思ったであろうオーナーのアランがトラクターから降りて自らが囮になって俺から母牛を離そうとする。
逃げるアラン。
また次の瞬間…俺が見た光景はアランが宙に舞う姿でした。
大地に叩きつけられながらも必死で俺に放った言葉は「格子を開けろ!」
…もちろん英語で。
アランの一言でイエッサー。
ヒン曲がった鉄格子は、なかなか開かない。
再び大地を蹴って頭をグルングルン回し涎を宙に振り撒く母牛。
流石にマズいと思った俺は鉄格子を蹴飛ばし開ける。
突進して再度アラン突き飛ばしトドメを刺そうとする母牛。
その時…子牛がブラ~と鳴く。
物凄い形相で振り向く母牛。
だが子牛が解放された姿を見て、いつも俺が見てた優しい瞳に変わった。
肩を並べて元の場所へと戻る二頭。
アランは幸いにも打撲だけで済んだのですが…ほぼ爺さんなのにキウイ(ニュージーランド人の通称)は国技がラグビーだけあって丈夫だ(汗
体格も逆三角形…多分だけどアランは当時で70歳くらいじゃなかったかな。
まぁまぁそんな昔話ですが、おもしろいですかねw
えっと今夜のミッションズは…
しみぱんPresents ”Mixed Original Fes !”
しみりょうバンド / サイコクラッシャー / 晴レ音 / SOUND OF GENOME / TND
OPEN 17:00 START 17:30
ADV 1.500 DOOR 2.000
しみぱん!?。。。ハァハァハァ
因みに今夜は俺の変態の先輩、てっちゃんBARです。
皆さんヨロシクです☆
あと、またまた自分ごとスミマセン。
しあさって17日に私のバンドめがワンマンをミッションズにて開催します。
予約なしだと当日料金になってしまいますが、タイガBARのお客だよん!もしくはタイガのダチだよん!とか言えば前売りになるようにさせて頂きますので、もし!もしお時間ご都合よろしければ何卒ご来場のほどヨロシクお願い申し上げます!!!
では、また4の付く日に。
~あなたのタイガより~ xxx