13歳愛猫の慢性腎不全について① 元気を取り戻したフード

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2021年12月初旬に、13歳の愛猫が急に体調不良に陥りました。
始まりは冷えからくる軟便だったのですが、それから3週間後に【腎不全】と判明。
それまで年2回血液検査もしていたのですが、11月末の地点でなんの問題もなかったのに、12月24日にはクレアチニン10.4、尿素窒素176に…
この日から点滴生活が始まりました。
当時体重が8キロ程あったため、点滴も200から250、300、とうとう500に増え、勘だけで診察する獣医師に耐えかね、年2回血液検査でお世話になっていた少し遠いけどしっかり寄り添って診察してくれる獣医師に託すことにしました。
ここが一つの転機となり、500ミリの点滴は心臓に負担がかかるとの事で、1回160ミリを毎日に変更になりました。
食欲が戻らず体重も7.7キロまで落ちていたのですが、獣医師が療法食の【a/d缶】を与えてくれた所、なんと診察台の上で食べてくれたのです！
恐らくこのブログを読んでくれている方の中にも【なんとかして愛猫の食欲を、一口でもいいから食べてくれるものを！！】と思っている方もいるかもしれません。
我が家の猫は、この【a/d缶】で命を食い止めることができました。
よく食べても、1日に1/2缶、もしくはスプーン3杯とかその程度でしたが、こちらはカロリーが高いため、とても効果がありました。私は24缶纏め買いしました！
しかし猫は飽きるのです…24缶もかったのに、12缶食べたあたりから全く食べなくなってしまいました。
もう死ぬかもしれない、だったら何でも好きなものを、美味しく食べさせてあげたい！！！！
おやつでもなんでもいいからと、ちゅーるも馬鹿みたいにいろんな種類を買い与え、食べなくなったら色んな猫缶を試し、試行錯誤した結果、【いなばの焼かつおホタテミックス味】をガツガツと食べ始めたのです！！！
これにはビックリ、そんな勢いよく食べる元気があったとは…
歯ぎしりにヨダレもひどく、獣医師から吐き気どめの【セレニア】胃酸抑制剤の【ガスター】を点滴に混ぜて処方していただいたのも功を奏しました。
通院がストレスになる事を考慮して、すべて自宅で行えるよう、セレニアとガスターも注射針に入れて処方してくださいました…（セレニアとガスターは3日に1回の処方でした）
この治療を1ヶ月続けたあたりから、食欲も増してきて活動的になり始め、もう死ぬと思っていたにもかかわらず（2回も獣医師の前で号泣してしまったのに）キャットタワーに飛び乗るほど元気になってきました！
と同時に、まったく食べなかったロイヤルカナンの腎臓サポートの【セレクション】を食べるようになったのです。
しかしうちの子はセレクションだと下痢をしてしまうため、ビオイムバスターとディアバスターは不可欠でした。
同じくロイカナの腎臓サポート【スペシャル】を混ぜると下痢しないので、半々で混ぜてあたえています。（1日30gほど）
食べるといっても元気な時の半量以下ですが、カリカリをまたたべれるようになったことが奇跡です。

並行してたべているのが【いなば まぐろジュレ】4個パックの方です。
12個ではなく4個の方です。
割高ですがこちらはジュレ度が高く、水分補給にももってこいなので、我が家では1日4回に分けて1缶与えています。
なぜか【いなば焼かつお】を全くたべなくなったので、いまはひたすらこのジュレを与えています。
そんなこんなで12月の頭から2月頭は【死ぬ】と思っていた猫ちゃんですが、セレニアとガスターと点滴のおかげで、そしてa/d缶と焼かつおとジュレのおかげで、4月現在とても元気に過ごせているわけです。
ひと月前からセレニアとガスターは卒業して、胃酸抑制剤の【ファモチジン】を朝晩2回処方していただいております。
ヨダレと歯ぎしりもなくなり、効いているようです（＾ω＾）
点滴は毎日160ミリを続けております。
体重は現在6.7キロ。
どこまで頑張れるのかはわかりませんが、出来ることだけ頑張って続けていくつもりです。
いなばがなかったら、きっと愛猫はもう生きていなかったと思うので、焼かつおとまぐろのジュレを考案して下さったいなばの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
マグがもう死ぬと思って号泣したときに、院長先生が【マグちゃんは頑張る子です。まだまだですよ！】といって下さり、あの時はそんなこといってももう死ぬのよ😭と悲しみでいっぱいでしたが、先生の言う通りここまで回復しました。
4歳で急性膵炎になったときからずっとお世話になっている先生のこと、心から信頼しております。
どうかこのブログが、同じ腎不全で苦しむご家族の参考になりますように…と祈っております。
頑張りましょう！！！！！！！できる範囲で（＾∇＾）