My life Slow life

中山間地の小さな棚田で、家族のために安心・安全なお米を無農薬・無化学肥料で栽培し、昔ながらの天日干しをして作っています。

小麦の選別・・・そして乾燥

2015-06-26 | 農作業
先日、脱穀した小麦の選別作業をしました。

脱穀した小麦には、藁クズ等が混入しています。



これをインペラ籾摺り機を通すことにより、小麦と藁クズを選別することが出来ます。





選別後の小麦です。



きれいに選別することが出来ました。

小麦を選別していると父が来て選別し終わった小麦を噛み潰し、
『もっと乾かさないとカビるぞ!』といわれ、
ちょっと不安になったので、乾燥機にかけました。



乾燥機の水分計で18.7%と、ちょっと高めの水分です。
ちょっと噛むだけで、だいたいの水分量がわかるなんて、
人生の大先輩の経験値は凄いですね!



出来るだけゆっくり乾燥させるために温度も低目に設定します。



このまま14%まで乾燥させます。
その後、数時間おいて水分を拡散させ、小麦全体の水分を均一化させます。
再度、12%まで乾燥させて終了になります。
このように2段階に乾燥させる方法をテンパリング乾燥と呼び、
熱風温度を低目に設定することにより、天日干しに近い乾燥が出来ます。
二回目の乾燥作業は明日になります。

この時期は梅雨で天気が安定しないので、天日干し乾燥は無理がありましたね。
天日でもっと乾燥させたかったんですが、晴れたり雨が降ったりで十分に乾燥させることが出来ませんでした。
あまり雨をかけた状態を続けると小麦がカビてしまうので脱穀したのですが、水分量が高かったのが残念です。

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