My life Slow life

中山間地の小さな棚田で、家族のために安心・安全なお米を無農薬・無化学肥料で栽培し、昔ながらの天日干しをして作っています。

比べてみました。 中耕除草機編

2018-06-27 | 農作業
連日、真夏日の甲府です。
この暑い中、田んぼの中を泥だらけになって、草をとっています。

去年から、中耕除草機はミニエースを使っています。
その前までは、共立の3連カルチでした。

共立は、ローター部分しか除草が出来ないため、株間がどうしても残ってしまいます。
そこで、ミニエースに入れ替えました。

ミニエースは、株間取り装置がオプションであります。
そのオプションを付ければ、株間もきれいに
除草できるだろうと言う思いから、機械を入れ替えたのですが・・・
余り効果なしでした・・・

実際の所、どちらが使い易いか検証するため両方の除草機を試しました。



仕事が忙しく、1回目の除草から一カ月近く経ってしまったため、
草は、もの凄い勢いで伸びていました。
比べるなら、丁度良い条件です。
草が伸びてしまっているので、両方の機械を同じ条件にするため、
ミニエースを株間取りを外して抵抗棒を付けました。



最初に、共立から、



抵抗棒が効いて、自分の思った速度で進めます。
しかし、ミニエースよりローター幅が若干狭いので、もう少し・・・
と言った所でしょうか。
後は、やっぱり3条という事もあり重いです。
優れている所は、ハンドルの幅が広く強度もあるので
機械を支えやすいですね。
それと、ローターの径が大きいので、深く入れることが出来ます。
根が張っている草だと、深く入れないと取れないので、これは良いです。

次に、ミニエース



一番の強みは、軽さです。
共立の3条より約4.5kgも軽い。
Uターン時、機械を持ち上げなければならないので、この軽さは大きいですね。
後、共立より優っている点はローターの幅とローターの数。
ミニエースは、前のローターで草を掻き起こし後ろのローターで埋め込むような形状になっています。
しかし、ローター径が小さいのと手押しの田転がし同形状のフロート?みたいな物が
付いているため、それ以上に深くは入りません。
伸びている草だと、ゆっくり走っても完全に草が抜けないのが難点です。
後は、ハンドルの幅が狭く強度も弱く、傾いているのを支えようとすると、
ハンドルが捻じれます。幅も狭いので、自分の楽な位置で機械を支えることも出来ません。
エンジンの排気量も小さいです。共立28.1CCミニエース25.4CC。
ちょっと非力なので、草が多いと回転数も上げなければならないため、燃費も悪くなります。
燃料タンクも小さいので、田んぼの真ん中で燃料切れになることも・・・

共立は、友達に譲ったので借りものですが、両方を使ってみて、
家の規模だとミニエースで何とかなるかなって感じですね。
何しろミニエースの方が軽い。これに限ります。
共立の2条と比べても、ミニエースの方が3kg近く軽いんですよ。

壊れることは、ほぼ無いんですがミニエースの方が複雑な作りになっているので、
修理にはお金が掛るかもしれないです。


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