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過剰なテレビ報道が日本を委縮させてしまった -COVID-19の報道でー

新聞は読まないがテレビは見ると答える人が日本の場合は圧倒的に多いかもしれない、反面テレビ離れという言葉が有るから見ない人(多分若者)も多い、情報を確実にインプットするなら新聞です、テレビは時間内に言わなければならない制限が有るので特にニュースは内容が短い。

そして日本は朝早くからの情報番組も多い、これが昼間に3時間位有るし夕方にはニュースとセットで2時間は有る、東京は6局も有るからその多くは情報のダブりが目立つ、見た・聞いたとなるからチャンネルを変えたりその間に食器洗ったり掃除したりする。

以前にも書いたがTV局はNHKとテレ東が有れば取り合えず足りる、COVID-19に関しても当初は見たが今は新聞等活字媒体に変更した、内容を的確に把握するためには活字でないと不安だ、数字や専門用語に間違いが有ってはならないからでこれはブログに書く場合が有るから慎重になる。

騒がれ出してからメモを取っていたので、例えば1月まではインフルエンザに関しては小さな扱いで有った、日本で幸い流行しなかったからで、これが米国では圧倒的にインフルエンザ情報が多い、2月21日に時点でインフルエンザでの死者数は1万4000人、患者数2600万人と有る。
症状がインフルとCOVID-19では似ているので死者と患者数の中にCOVID-19患者が含まれていたのではとの推測も有る、これはCDCのコメントなのでこの頃でも米国ではCOVID-19の認識よりインフルエンザ報道が多かった。
日本は2月末頃にはインフルは終息したと捉えている、しかし米国やその他欧州等では3月に成ればCOVID-19に関しての情報が多くなる、入国制限やロックダウン等身近な制約が掛かられた。

これが今日まで続いているからこの間の経済的なダメージと人々の心のダメージが現れてくる。
日本では東京だけでなく各自治体の知事までがボードにキーワードを並べて、県外からは来てくれるな、外出は避けよう、団体競技の中止が相次ぐ、3密にならないような呼びかけだから5人以上での集まりに制限、これらの自粛呼びかけで各種趣味講座も中止、室内運動も中止、プールは一部分だけ利用可等これらに参加していた老若男女の楽しみを奪った。

日本も新型コロナウイルスと言わないでCOVID-19と言えばよかった、新型とウイルスが付くから余計に心配する、これも誰かが言い出したら広まってしまう、この経路はテレビだと思っている、店頭でマスクが売れ切れ、トイレットペーパーも売れ切れ、ラーメンと乾物商品も棚から消えたと映像付きで流せば、不安心理で我先に買いに出掛ける、テレビ局の自制が無かったばかりに拡散した、全国で個人レベルでの「自粛警察」とか「帰省警察」とか言われているクレーマーの出現が有る、筆者は普段マスクをしないで生活している、病院と図書館だけは要請されるから着用するが、こんな暑い時期にマスクは外そうと首相も大臣も知事も言わない、困った状況だ、熱中症での死亡が東京では多くなっている、マスクの多くは中国製で数十億円を中国に払っている、日本でも一部の会社が生産してるが数が少ない、価格的には中国に負けるが儲けが少ないから作れと強制は出来ない。

日本と言う国、個人に見られる「委縮」は度が過ぎれば精神や認知症、運動不足等の弊害が起こる、日本の現状からして重症は少ないし、何より死亡者が少ないのが安心材料、テレビ局に発信の自粛を数日から1週間止めてみる、社会実験で多くなるか少なくなるかのデータを見たい。



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