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あなたはNTT派ですか、それとも他社でしょうか、激動です。

今の若い人はdocomoは知っていてもNTTは知らないだろう、古い人間は日本電信電話(NTT)と言う社名が馴染かもしれない、今この巨体が動き始めた。

今や各家庭にも固定電話もなく各自が持つ携帯電話が主流だろうと想像する、その昔今の60代以降は家に電話が有る事が当然で有ったとは思わない、電話を引くことは当時のお金では大変な金額で有った、半世紀以上前には電話が有る家庭から取り次いでもらっていた、特に地方では電柱を建てて線を引く工事が有ったからその設備費は膨大で有っただろう、その為に各家庭は加入権を契約時に買う必要が有った、月給が5万円にもならない時代に加入権は3万円から直ぐに5万円に値上げ、そして1985年に公的機関から民間となり設備費(加入権)を工事負担金と改称され72,000円に改定された。

当時この加入権は質屋でお金が借りられたし売買が有った、大変貴重な資産で有った、これが2005年に施設設置負担金となり36,000円となった。
加入権を解約してもお金が返金されない、詐欺でないかと大騒ぎになった記憶が有る、筆者も解約で営業所と揉めたことが有り記憶に残っている。

国民が預けたと思っていた金額の総額は知らないが大変な金額で有ろう、これが民間になり株式に上場され当時(1989年平成元年)の時価総額で世界一となる。この年の時価総額上位10番以内に日本企業が8社も入っていた、その時のドルベースでNTTは1638.6億ドルとなり2位の日本興業銀行が715.9億ドルと断トツの1位でした。バブル時代の最後の年です。以降は弾けて奈落の底に落ちていく。

グループ会社を何社も持ち、海外企業の買収(M&A)を積極的に進めたが所詮民間会社としての経験が浅いから経営に失敗する、総額で数兆円の損失だろうが多くの不動産を持っていたからその売却で穴埋めする。
しかしこの原資は国民が払った加入権に違いない、これを抑え込んだ政治も悪がNTTが犯した失敗の数々は日本の損失でも有る。

NTTファミリーとして子会社と関連企業の経営が上手く行っていたなら世界を牛耳っているGAFAの台頭はなかったかもしれない、中国のファーウエイの誕生もなかっただろう、10年から20年の舵取りの失敗が世界での存在感を無くしてしまった責任は重い、docomoを完全子会社に今さらしても遅いだろうと思う、余りも差が大きいしマーケットが変わり、ニーズに対応出来ないだろう、スマホ料金を競合他社より低く設定したが同じ位か少々安くするかもしれない、スマホ本体の製造は出来ないしコンテンツなら可能かもしれないが遅すぎる、スピードが勝負のICT分野に追い付くことも難しいだろう、それでもNTTブランドを信じるか、期待するサービスの提供が実現するのかを見守りたいが国民は支持するだろうか、寝ぼけた人をトップに据えないで欲しい。


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