一人暮らしで有れば、自身が「イビキ」をしているのかどうかは、睡眠時だから分からないのが普通だ。今は男女共に独身者が多いからイビキをする人かもしれない、イビキは太っている人の症状と思うのが普通だ、特に酒飲みには多い症状かもしれない、筆者は細身で見た目ではイビキをしている人とは思われないが、1晩病院に入院して計測をした、その前に家族からイビキをしていると聞いて居たから、気になって入院検査したのだ。予想はしていたけど、結果は重病の範疇のイビキ患者だった。メーカーの営業マンが装置をもって朝早く来ていた、取り扱い説明を聞いて、その日から鼻の部分にCPAPと言うマスク状なのを装着して眠る、状況はデータに残るから、2ヵ月に1度病院でデータを見ながらCPAPが正しく利用されているか、空気の漏れが無いか等が比率のデータで指導される。
この装置を装着して寝たから症状が改善されるのではない、イビキをする回数を減らすだけだ、いわゆる対症療法だ、こんな事で2ヵ月に1度病院に行くのは、億劫だから徐々に治療を止める人が出て来る。
日本全国でイビキ患者は軽く数百万人は居るだろうと言われている、睡眠時に無呼吸になる訳だから、これが睡眠時に何度も起これば、心臓に良い訳はない、改善しない治療は辞めたいと思うのは分かる、睡眠の乱れだからドライバーは数時間しか眠っていない状態で、運転する場合が有る、実はこれが一番怖いのだ、日中に睡魔が来たら一瞬眠る事は有る、これで5mとか10mを走れば事故に遭う、ベテラン運転手が事故を起こす場合は有る、これらは一瞬眠る現象での事故で、そのドライバーは睡眠時無呼吸症候群で有る可能性は高いと見ている。
今回これを話題にしたのは、世界的企業のフィリップス社製の装置に不具合が有り商品の、回収が始まったのに、日本に有る子会社は何も行動しなかった、との記事が有るからで、これは使用中止を含めて、注意喚起は必要だろうと考えたからで有る。何に不具合が有たかだが、この装置は他社も含めて、単純な内部構造で。精密な機器ではない、これが販売されないで患者に貸し出される方式だ、日本では一応価格提示が有るが30万円前後と高額だ、しかも売ってる店はない。
これが米国では買えて価格は10万円前後だから、日本は高い価格設定となる、正直言えば2ヵ月に一度病院にも行く必要はないと、個人的には思ってる、厚労省も組織大きくなっていて、効率的ではなさそうだ。
どの部分に不都合が有ったかは、一つで機器が発生する軽い騒音や振動を防ぐために、敷き込んだ防音材が劣化して細かな粒子になり、それが空気回路から体内に取り込まれた、素材はポリエステル系ポリウレタンで、これが騒動の原因とは情けない。
健康被害と想定されるのは ①気道の炎症、頭痛、喘息、腎臓や肝臓への有害作用、毒性、発がん作用 ②に頭痛、めまい、目や鼻の炎症、吐き気等何とも物騒な症状が並ぶ。
この問題はフィリップス社の商品のみの様で、他社商品は関係ない様だから、騒ぎ立てる必要は無いのだが、日本国内で約34万台のCPAPが利用されていて、自主回収される。
人工呼吸器はもう忘れたかも知れないが、コロナ感染症で大騒ぎされた時に不足していると言われていて、その代用でCPAPが米国では使われていた。当時多くの病院映像が流れていて、看護婦が使われてないCPAPが有ればと叫んでいたので、記憶に残っている。
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