23日の新聞記事に依れば、政府がコロナウイルス対応に用意した「コロナ予備費」と言う予算の使い方がデタラメで、使ったらしい予算は約12兆円で大変な額となるが最終的に解明出来たのは6.5%の8千億円位らしい。
これが先進国が行った予算の使い道ですとは言えないし、国民もそうですかと言えないデタラメ振りです。予備費だから国会の審議を得てない、使い方は何でも有のデタラメですから、適当に伝票を書いて懐に入れている関係者も居るだろうと疑念を持つ、自民党を信用して国家予算を使わせたが、現実は予算の倍以上のお金を戦後の70年で使い、大借金国にしただけなんだが、それでも自民党を支援するのかと問いたい。
この予備費の中には国民にバラ撒かれた10万円の給付金も入っている、主な分類や項目を記事の中から拾って書いて見ます。
この中で最も多いのは「医療・検疫の確保と地方向け交付金で約3割」項目は医療提供体制の確保、ワクチン購入と接種促進費、患者受け入れの病床確保費として4.08兆円で比率は33.2%となる。
「地方創生臨時交付金」で3.87兆円、比率は31.5%です。
「個人向け給付金と貸付」で2.08兆円、比率は16.9%です。この中身は緊急小口資金などの特例貸付と18才以下のへの10万円給付となる。
「中小雇用対策」で持続化給付金と雇用調整金の特別処置で、1.74兆円で比率は14.1%となる。
「GO TO トラベル」で3千百億円、比率は2.5%、この事業は感染拡大で中止と成ったから、余り使われていない。
「供給網対策や文化芸術支援」が2千億円で比率1.7%です。
予備費だから例外処理が行われ、政府の閣議だけで決められる。
最初に書いた12兆円は、国会に使い道を報告した金額で、現実は2020年と21年、22年分の3年間で総額は約20兆円が正しい金額で、使ったと報告しただけの金額との差が8兆円も有る。余りにもデタラメで金の流れが掴めてない、会計検査院でさえ、この巨額の予算がどう使われたかの全体図は掴めていない。
なんともやりきれないデタラメ振りだ。
最近TVで放送されたが、山口県の小さな町が住民1人に対して給付金4630万円を間違えて送金したと有った、全国で1件では済まないだろうと想像する。
昨年鳴り物入りでデジタル庁が発足し、そこのNo2のポジションに高齢女性(73歳)を指名した事に、それはないとこのブログに反対記事を書いたが、24日の新聞に退任すると言う小さな記事が有った。
今年になって体調不良でほとんど登庁してなかったらしい、結局は経験ない業務だからついて行けなかっただけだろう、岸田の人選ミスだ、殆ど仕事してないが給料は病欠だから支払って、おそらく月に100万円以上の給料と想像するが、デジタル庁も人の寄せ集めで、司令塔も居ない状態だから、殆ど仕事はしていない、半年彼らに支払われた給料は当然総額で数億円を超えている、こんな事が出来るのもお役所仕事だからで、民間では出来ない事だ。
この前にウイルス担当大臣がクビになった、女性大臣で議員年数も有るが、親父からの世襲議員で、専門性には乏しい、説明能力の点で問題で有ったが、この人も仕事しなかった大臣の一人だ。