日本(日本人?)だからなのか知らないが、やはり気持ちがユルイ国民性が有るような気がする、これが真反対の国が中国で、人権や行動の自由はない、街中に4億台の監視カメラが設置され、直ぐにその人物が特定されて、警察に捕まれば大変な拷問が行われる。冬季オリンピック開催が近いから、今はウイルス感染のシャットアウトが最大の目的で、一人でも感染者が現れたら、その周辺全てがロックダウンとなり、警察官が取り締まる。人口の多い北京でも数十人程度しか感染者はいないと言われている、恐ろしい国に変貌してしまった。
今年初めの頃は1日130人位と低い日も有ったが、中旬以降の増加は気になるがこの数日だけで1万人を遥かに超えた、この位急激に増加すれば都民は心配して外出も減るだろうと思いきや、昨日の日中はそんなに減ってはいない、夜は飲食店での閉店や時間制限が有るので、減った感は有るがこの位では感染者数が急には減らない、変だなと思うのが数日後だから26日以降にどれだけの数字が出るかだ、前回にも言ったがPCR検査数が多くなると陽性と判断される数は増加する、今のオミクロン株は上気道でウイルスが増えていると海外でも言われていて、これは日本でも同じ、大きな違いは細胞の入り口に有るスパイクでの変異箇所数が異なる、従来は10箇所程度だったがオミクロンは36箇所が特定されている。
ここからは少々専門的になるがWHOが指定する「懸念される変異ウイルス(Variants of concern)=VOC」が含まれている、現在1500種類以上の変異ウイルスが特定されているが、この中に多く含まれている、免疫逃避に関わると言われているE484A、ウイルスがヒト細胞に侵入し易くするN501Y,、H655Y、P681Hなど、要注意とされている変異が多い。
オミクロン株は南アフリカで昨年10月頃ではと言われているがその頃の主力はデルタで80%、それが11月には78%を占め、急激に変化した。
英国での検査数字が有るが12月オミクロンに感染した361人の中に25人が再感染者で、この数字はデルタより高い。
分析結果に依るとデルタより3~8倍はリスクが高い事を公表した。オミクロンで感染者が増えている事は免疫をかわすしているのではと言う意見も有る、これだとワクチン接種の効果が弱くなるのではと、ファイザーは接種済みの12人の抗体検査で、感染を防ぐ力を持っているかを調べた数字から感染を防ぐ力は1/41まで低下していたと、この結果を基にオミクロンに対する発症予防効果は9~41%の間と見積もっている。
ウイルスを追跡している国際研究プロジェクトが有り、オミクロンは何時の時点で他のウイルスから分岐したかだが、アルファの流行の前、2020年3~5月頃だったのではと言う説が有る。そうだとすれば1年以上にわたりゲノム解析と言う監視網に引っ掛かる事なく、変異を蓄積していたことになる。
この変異蓄積は3つの仮説で提唱されているが、今回はこの仮説はパスする。
国民が気になるのは感染力が強い事はこの2週間での日々公表される感染者数だ、これは従来とは違うと分からなくてはならない、子ども(乳幼児)の感染が多いので家庭内感染に対する注意と医者や保健所のサポートが重要となる、多くは感染度合いが低く重症になる比率は低い、コロナ騒動の前なら季節型インフルエンザが毎年流行していたが、この2年は殆ど発生していない、今回も12月に成れば流行すると言われていたが幸いにハズレタ、オミクロンの症状は殆どが風邪と変わらない状況で、普通にしていても1週間以内で良くなるケースが多い、これで少しは安心したいが、ウイルスが引き起こしているから普段の生活や行動が重要で、混雑した場所に行かない、大声で会話はしない事です。空気感染と言う医者も居るが、外の空間を歩いている程度では感染はしない、野外音楽等混雑と大声では空気感染と言える、通常の部屋やレストランでは飛沫が飛ぶことで感染するから場所を問題にする、アルコール消毒やドアーや椅子、テーブルを触った位では心配はないので、不織布マスクだけを今は着用する、布とウレタンは除外する。普通はこれで十分です。