今から101年前の1923年(大正12年)関東大震災が起こった 関東大震災については008年より書き続けた我がブログに
何度も書いたので 今年は差し控えます
ここ最近震災クラスの地震が 日本国中で思っており不安を感じてしまう・・・・
今日は竹久夢二の忌日である
竹久夢二はセンチメンタルな画風で 女性絵夢二式美人画で広く知られる画家 多くの方々が知られちょり 今でも人気の高い画家と言える
夢二は1882年(明治17年) 岡山県邑久郡本庄村大字本庄119番邸に父菊蔵 母也須能の次男に生まれる 本名は竹久茂次郎
夢二は18歳で上京 雑誌や新聞にコマ絵を寄稿するところから画家としての道を歩み始める
やがて夢二式美人といわれる独特の情感をたたえた美人画のスタイルを確立 叙情あふれる画集を次々と発表して人気作家となった
また雑誌の表紙や広告から 千代紙・便箋・封筒・うちわ・半襟・浴衣などの日用品まで幅広くデザインを手がけ 商業美術や
出版の世界でも卓越した存在 仕事の領域は画家にとどまらず 今でいうイラストレーター・グラフィックデザイナー
あるいはアートディレクターの先駆者といえる
そんな夢二の姿は 19世紀末のパリで活躍したベル・エポックを象徴する画家 トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)に
重なる ともに画壇に属さず 版画やポスターを独立したジャンルにまで高めた2人は 時代の先端を読み取る感性を持っていた
明治30年代ごろから ヨーロッパの世紀末芸術の波が日本にも押し寄せる 夢二も洋雑誌や美術書からロートレックをはじめ
ゴッホ・ゴーギャン・ルドン、ムンク・ビアズリーらの図版を切り抜いて貼りつけたスクラップ・ブックを残しており
熱心に研究したことがうかがえる
一方ロートレックら世紀末の芸術家も日本美術の影響を受けていて 時を超えて呼応するかのような関係に興味は尽きない
そして昭和9年午前5時40分 ありがとうの言葉を残して逝去 雑司ヶ谷墓地に埋葬 死因は結核
本日は夢二忌である