今日で111歳を迎える森永ミルクキャラメル
発売当初はバターやミルクを多量に使こ~ちょりました関係上 一般的な日本人にとっては乳くさく味が濃厚すぎるものぢゃった
また米国産の原料との品質の違い 多湿の気候によって短期間でべとべとに溶けてきたり 糖化して口当たりがざくざくなったりするなど
品質の保持性も高くなかった
やがて1914年東京・上野公園で開催された大正博覧会の特設売り場で 初めてポケットサイズの紙サック入りキャラメル(20粒入り)
10銭を土産用として販売したところ 爆発的な人気を呼び この日が黄色い箱に入っている森永ミルクキャラメルの輝かしい誕生日と
なった
この大好評に力を得 紙サック入りのミルクキャラメルは一般市場でも販売を開始 生産が追いつかない程の大ヒット商品となった
その後紙サック入りキャラメルの大増産を行い 良い品質のものを多くの消費者に届けたい願いから あの手この手の大宣伝活動を
展開した 今から見れば滑稽ぢゃが 社員が社員が汽車に乗った場合には 森永のミルクキャラメルを食べて見せたり 日本で初めての
自動車宣伝も実施 当時はまだ自動車自体が珍しく 町を走るだけでも目立った時代 車体の横に森永ミルクキャラメルの文字を染め抜いた
美しい幕を張り 走りながらビラや小旗を散布するという派手なパフォーマンスで世間をアッと言わせた
そんな長い歴史を経て 今尚愛され食べ続けられちょる森永ミルクキャラメル 拙者も幼少の頃から食べちょります 年取った今でも
美容院のキャンディー入れには 不定期ながら森永ミルクキャラメルが入っちょります
なぜ不定期かとゆ~と 人気がありあっちゅ~間に無くなるからぢゃ お客さんも食べるが 店主も食うけぇのぉ・・・・・・
ちなみに入れちょるんは 写真の様な長細いタイプぢゃ